”土用の丑”
”土用の丑”皆さんはうなぎを食べますか?
美味しいうなぎですが、とても高価でしょっちゅう食べる日常的な食事とは言えないと思います。なので我が家も7月の”土用の丑”でしかうなぎは食べません。
でも、なぜ”土用の丑”にうなぎを食べる習慣があるのか?不思議で調べたところ
”『う』のつく食べ物を食べると夏バテしない。丑の日に『う』のつくものを食べる習慣に合わせて、江戸時代に平賀源内という人が繁盛していない鰻屋の前でうなぎを丑の日に食べよう!とPRしたのが起源と言われています。
どうやら『う』のつく食べ物、うどんや梅なども食べることで夏バテをしないと言われているのがそもそもの起源であります。
”土用の丑”を”土曜の牛”だと思って『牛を食べるのかぁ!』って考えた事がある人もいると思います。自分もその一人でした。
家で作る美味しいうなぎの食べ方
さぁ、話は戻りますが、うなぎってとにかく高いんです。だから鰻屋さんに家族5人で行って普通に食べたら15,000円くらい取られるんではないか?牛丼チェーンのうな丼でも結構します。なので今はウナギの専門店や近くの魚専門スーパーのようなところで蒲焼を買ってきて家で軽く調理をします。貴重な食材なのでその調理にも緊張します。
ウナギを煮る方法
中国産のような分厚い身と皮が特徴のウナギの時に煮る方法をとります。ウナギの蒲焼にも大きく2つの食感があると思いますが、パリパリ系かフワフワ系のどちらかです。国産のうなぎは中国産に比べて薄いのでパリパリしていると思いますので煮る方法はもったいないような気もしますが、フワフワしているのが好きだという方は煮た方が良いかもしれません。
鍋にうなぎを入れて醤油、砂糖、水をうなぎがつかる程度に入れて、付属のタレも入れてしまいましょう。煮詰めすぎると味が濃くなったり煮崩れしてしまうので軽くで良いと思います。
まだ自分が結婚する前、うなぎが安く手に入る時代は煮る調理方法で食べた事がありますが、フワフワに仕上がる事で皮も柔らかくなり良いかと思います。
レンジで温めた場合だと身が締まってしまって、皮も硬くゴムのようになってしまうのでオススメはしません。なんでもそうですが調理済みのものを電子レンジで加熱すると不味くなります。水分を飛ばしてでも、あくまで温める事が優先なので。
うなぎを焼き直すのではなく温め直す方法
”杉浦のうなぎ”というブランドうなぎだそうです。美味しかったですよ。
一番良いと思うのは”炭火”を使った加熱方法です。はっきり言って超手間が掛かりますし上手に炭の火加減をコントロールできないとムラができてしまったり、硬くなってしまう、焦げて苦くなる事も考えられます。ここでの加熱は”焼き直す”というより温めるくらいの火の強さで良いと思います。時折付属のタレやウナギのタレを塗りながらゆっくり加熱すると出来立てのような香ばしい匂いが引き立ち、甘ダレが熱する事で固まりパリパリした食感になります。炭の香りというのもウナギならではなので、面倒な方法ではありますが一番オススメです。
もし炭が起こせない、そこまでしてという時なんかはコンロに直接置ける網を使って熱するのも良いかと思います。
焼くのではなくあくまでも温めるくらいで。
おまけに
今日は鳥の内臓類が新鮮で安かったので自分で串に刺して”焼き鳥”を作りました。
刺したのは『軟骨』『皮』『心臓』『砂肝』の4種類です。合計で30本くらい作る事ができました。これだけ作って800円くらいだったと思います。一本当たり26円くらいでしょうか?冷凍ではないので違います。
身を大きめに刺してしまったので焼ける前に竹串が焼けてしまうアクシデントもあったのでもう少し小さく刺しても良いかと思いました。そうすると40本くらい作る事ができたと思います。
今回焼き鳥を自分で作ったのは初めてだったのであまり要領がわからないまま真似てみてやっただけなのですが、何か味をしめました。また焼き鳥を主役にしてバーベキューをしようと思います。
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