【ローストビーフ作り】『爆盛!ローストビーフ雲海マグマ火山』を中学生の息子へ向けた誕生日プレゼントにしました。

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『〜が欲しい』と言ってくれないから悩みました

我が子は3人います。と言うことは3人分毎年誕生日が来ます。小さな時はお菓子やおもちゃをプレゼントすることですごく喜んでくれました。しかし大きくなるに連れて欲しいものがモノではなく『どこどこに行きたい』『何何をしたい』あるいは『現金が欲しい』だなんて私が想う子供への誕生日プレゼントとは違う現実的な、また時間を選ばない要求があったりして叶えてあげられずに諦め、計画しても、妥協した誕生日会になってしまいがちになっています。

『じゃあ何もいらない。』

そう言われてしまっては本末転倒です。こっちとしては何かはしてあげたいのです。悩んで悩んだ結果私は”全集中の料理”をする事にしました。

私の特技:料理で驚かせる事

もうこれしか思いつく方法がありませんでした。ケーキだけではありきたりです。肉が好きな彼のために焼肉、いやいつでも行ける。バーベキューをしようか?…いや、いつもやってる。欲しいのはいつもとは違う料理でもてなす事です。
考えた結果”ローストビーフタワー”を作る事にしました。

この料理は専門店に行けば、探せば食べられるモノだと思います。ただ私が作って見せることが中学生に向けた大切なプレゼントであると思いある部分は真似て、思うところは創作して作りました。

私の”ローストビーフ”の作り方

ローストビーフの作り方は調べるといろいろな方法がありますが、簡単かつ美味しい方法で私なりに作り方を紹介したいと思います。

材料
・牛ももの塊
・塩こしょう
・ニンニク
・(あれば、ガスバーナー)

タレ
・白ワイン
・しょうゆ
・みりん
・砂糖
(私はコストコで良く見かけるヨシダソースをベースに調合しました)

肉を調理する

① にんにくをみじん切り
② 肉に塩こしょうを刷り込む
③ みじん切りしたニンニクを刷り込む
④ フライパンで片面1分づつ強火で焼く
⑤ 裏返したらバーナーで肉の表面を軽く焦がす
⑥ 熱湯を準備、少し冷ます(7、80度くらい)
⑦ 肉の塊をサランラップで巻く
⑧ サランラップで巻いた肉をポリ袋に入れなるべく空気を抜いて縛る
⑨ 熱湯に入れて15〜20分火を掛けずに放置

タレを作る

好みですが、ローストビーフと酸味のあるソースは相性が良いと私は思っています。なのでワインがあればワインを少し甘タレのなかに入れます。山葵やオニオンソース、ポン酢もありだと思います。今回はオーソドックスに。
① 肉を焼いたフライパンを洗わずにそのまま白ワインを注ぎ火にかけます
② アルコールを飛ばした後、醤油、みりん、砂糖で味を整えます
(私はヨシダソースをベースに調整しました)

↓ちなみにヨシダソースに白ワイン、生姜ニンニクを混ぜて煮詰めると理想的なローストビーフのソースになりました。ハンバーグや肉料理、用途はたくさんあるので一家に一つあって良いものだと思います。

肉を熱湯からあげる

15分〜20分経ったら熱湯から肉をあげます。バットなどにそのまま余熱が取れるまで放置します。
余熱も30分程度経つと取れますので、そうしたら冷凍庫に入れて急速に冷やします。
あまり常温で晒していると肉の中心にかけて熱が入ってしまうので鮮やかな赤色が出ません。また冷やし方も冷蔵庫だと切った際に断面から血が出やすいと言った私なりの経験から、熱湯からあげた肉をいかに早く冷やすかが見た目も美味しさも変わってくると思います。とても出来栄えがここの工程で左右されます。

冷凍庫から出して切る

冷凍庫から出すタイミングは表面が少し凍っているか、冷たいかのタイミングです。すぐに食べないのならその状態のまま冷蔵庫に移して保管しましょう。
(ちなみに私の家の冷凍庫で50分くらい冷やすとちょうど良い出来になります)

切る前にキッチンペーパーで肉の表面を拭き取ります。

切るとこんな感じの断面です。これでも良い色だとは思いますが、少しだけ(30分程度)冷蔵庫で寝かせるともっと鮮やかな赤になります。ここまでの調理時間を逆算すると食べる2時間前から仕込むとベストなタイミングになります。
時間がないと思ったら冷やす工程で急速冷凍が付いている冷蔵庫を使うとか、切った後に寝かせる工程を省くとかしても味に変わりはないと思います。肉の塊の厚みも調理時間を左右します。

で、私の料理はここからが本気です

ローストビーフだけでもとても御馳走になることは間違いありませんが、自分が納得しないのでここから創作料理をする事にしました。

肉を積んでいく

箸を肉の中心に差し込んで土台を作って行きます。テーマは”山・火山”です。一枚一枚均等に箸に巻きつけるように貼り付けていきます。

定番の卵の黄身を山の頂に置いて、余った白身は醤油ベースのメレンゲを作るためにホイップしました。かいわれは箸休め&見栄え&薬味です。


ホイップしたメレンゲにガスバーナーで軽く焦がしを入れます。岩谷さんが大活躍します。イメージは”火山のそばにある雲海”

で、最後に前日に仕込んでおいた”いくらの醤油漬け”をふんだんに振りかけてます。秋のほんの1ヶ月程度が筋子の旬と言われています。当然そこから仕込みました。
(いくらの醤油漬けを筋子から作る方法はこちらから

中学生男子への私からのプレゼントは『爆盛りローストビーフ雲海マグマ火山』と命名した本気の料理になりました。こんなプレゼントも良いと我ながら自己満足した時間の使い方です。

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