週末になり子供と買い物やドライブをしながら、とある場所を車で通ると
『おばちゃんのお店やってるかなぁ…?』って言います。
そのおばちゃんのお店というのは昔ながらの”駄菓子屋さん”です。
入り口に”開いていますよ”と張り紙があれば開店中の合図です。行ってみないとわかりませんが通常夕方6時ごろまでは営業しています。
田舎に行けばまだこういう駄菓子屋さんは少ないもののあるかとは思いますが、わざわざ私は遠出してまでもここにいきたい理由があります。
それはここのおばさんの”人柄”です。逢いにいきたくなります。
子供も大人も駄菓子を買いにいくことが目的ではありますが、このお店に集まるお客さんはおばさんに話をきいてもらいたい、相談したいことがあって寄る人で賑わっています。
ただお店が小さいので、おばさんは子供優先で大人を帰らせることもあるようですが、それでもこのお店の前を通って好きがあれば通っている人がいます。週末名古屋から帰省してわざわざこのお店にくる人もいます。どれだけ愛されているんでしょうか?私もそういう魅力に取り憑かれている一人なので愛しているんだと思います。
悪いことをしてきた大人もおばさんに話をきいてもらい説教、叱られ更生を誓って帰るそうです。
一種の駆け込み寺です。
ただどう考えても商売としては儲からないんです。それはおばさんも口にしていますが、それでも懲りずにみんなが来てくれて顔を出してくれることが嬉しいんだとか…毎回行くとそんな話になり心が温まります。
お店が繁盛することや私が宣伝することはおばさんは期待することではないと思うので敢えてお店の名前は伏せますが、それでもどんどんお店が潰れていくことを目の当たりにしていたら、永劫残って欲しいお店です。
地元の人は必ず知っているお店だと思いますが、気になったら紹介させて欲しいです。
コメント