溶岩石で調理、どんなメリットがあるの?
『バーベキューの準備が面倒だなぁ』
ずっと気になっていた”溶岩石プレート”。果たして炭火とど違うのか?
値段もお手頃なものをチョイスしました。
ここら辺がネットで底値のものではないでしょうか?
30✕20 厚み2cm 重量3キロの溶岩石プレートです。
小さなものもありますが、家族がいるので大きめなものを選びました。
安いものを選んで価格はなんと送料込みで2,000円でした。
レビューを見ると溶岩石プレートで肉を焼くと、ほんわり柔らかい仕上がりになるそうです。
他にも
・余分な油をプレートが吸い取ってくれるのでヘルシー
・石を熱してからしばらくは火を止めて調理が可能
・煙が出にくい
など調べるといい事ばかり書いてあります。
届きました!
近くで見てみると気泡がすごいあるので確かに油をたくさん吸い取ってくれそうです。
見た目よりも重量があるので扱いになれないと、落としたらすぐに割れそうな感じでした。
使う前の準備
まずは水洗いをして細かい砂を流します。砂は永遠に出るので軽くで。
次に乾燥させます←これらは前日にやっておきました。
使う前に油を初回だけ塗ります。次回からは必要ないようです。
不味いなんてことはきっとないでしょうから、溶岩石プレートで焼くため用に、お肉、魚、野菜を準備。
いざ、焼いてみる!
取りあえずガスコンロでプレートを熱します。
アイデアグッズとして、100均でこんな物を用意しました。(被せて蒸し焼きにするためのアイテム)
”バット”と”マグネット”です。この後説明します。
・オーストラリア牛 ロースとバラ 薄切り
・オーストラリア牛 ステーキ
・オーストラリア牛 味付けカルビ(全部おつとめ品です💦)
・新玉葱
・ヤングコーン
・鱈
予算もなく、ちょうどレビューの通り”肉が柔らかくなる”ことを期待して外国産の肉を準備しました。他にもいろいろ試したくて、このラインナップにしました。
お肉はどんな仕上がり?
オーストラリア産の肉、普通に焼くと国産の霜降り肉のような柔らかさはありません。
しかし、家族全員が『柔らかいっ!』って感動していました。
BBQ感はなく、炭火より上質な仕上がりになりました。
安い肉でも特別感があって感動しました!
魚はどんな仕上がり?
魚、今回は2ヶ月前に冷凍しておいた”鱈”を焼きました。若干冷凍焼けしていて普通に焼いたのなら水気が抜けてパサパサであったものが、プリプリしていました。
これも感動的な仕上がりでした。
野菜はどんな仕上がり?
野菜は玉ねぎとヤングコーンを焼きましたが、個人的には野菜が一番びっくりしました。みずみずしさが野菜に残るのでありえないくらい玉ねぎがホクホクしていました。
野菜を避ける子供達もパクパク食べてくれました。
ちなみに100均で購入したバットとマグネット缶は食材を蒸し焼きにするために使いました。感動的に仕上がったのはこういった調理方法だったのかもしれません。
プレートの後始末・保管方法
使い終わったらプレートを自然に冷めるまで放置して(火から離して30分くらいで冷めました)冷めたらぬるま湯で汚れを流すだけです。今回最後に椎茸、ナスのチーズ焼きをしたのでプレートの穴の中にチーズが入ってしまったので写真の所々に付着していますが、洗い終えて、自然乾燥させたらブラシなどで取り除きます。
で、洗った後は自然乾燥させて新聞紙などに包み保管。
説明書きには使用回数の記載などないのできっと一生使える物なんだと思います。
プレートを使って感じた「いいところ、難しいところ」
はっきりいっていいところばかりです。炭火で焼くと焦げてしまう物もプレートで焼くと焦げることなく食材が無駄になりません。コスト面で考えてみても大事に割らないように使えばずっと使える物、炭を買って補充するといったことはないし、何よりも楽で良いと思います。
個人的に唯一難点をあげるのなら味の付いている肉、水気の多いもの(今回は冷凍した魚を凍ったまま、霜のついたまま焼いてしまった事による水気の流出)はプレートに浸透してしまいカセットコンロに油や水滴が落ちることです。この油や水滴に直接火が当たると煙が出ます。
とはいえ想定内であって、それがデメリットでもないといった感じです。
美味しさ、手間、何をとってもこちらの方が上でした。
また近く使いたいと思います!
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