お話の経緯は5年前です
息子の話になりますが、5年前(本人8歳)に「血便が出る」とのことで病院に掛かった結果、「鮮血であり、肛門の近くが切れることによって出る出血でしょう」と診察されました。その時に、
・レントゲン
・血液検査
・便の検査
・触診
これらをやっていただいて半年間診ていただきました。そして浣腸、軟膏をたくさん処方してもらって全く出血がなくなったわけではありませんが、出血は減り、本人も気にならないほどの状態になりました。
この時に先生に指摘されたことがいくつかありました。
・小さい子は便を我慢してしまう傾向があるので便が固くなって肛門を傷つける。(水分を取ること)
・いきんで便をすることで血管が切れてしまうので、自然に出せるように生活環境を整えること。
・食べるものに気をつけること
これらを言われていました。
5年後の今
水分を取ること、習慣づけることを気をつけながら生活をしてきましたが、ある日に便からレバーのような血の塊が出てきました。
さすがに異常を感じたので写真でモノを撮ってもう一度病院に診察に行きました。5年前と同じような検査と内視鏡をした結果、
「ポリープがある。それが便に混ざり出てきたのではないか?」
そして大腸に中に無数のポリープを発見。そのポリープと便に混ざって出てきたものが酷似しているのでおそらく剥がれ出てきたものだと思います。
現状
実は、「若年性ポリープ症候群」「胃潰瘍」「胃がん」とポリープが出来やすい体質が母方の家系にあることがわかりました。この事実は5年前に主治医に話はしましたが、状況からして疑わなかったのでしょう。そして息子が当時8歳という若さもあって可能性を否定したのだと思います。
そして今回の現状の診断結果はこうです。
「大腸の全摘出をする可能性が高い」
「良性のポリープではあるが、大腸がんになる可能性もある」
まだ可能性の中での話なので確定ではありません。自分のまだ、言っても小さな可愛い子供です。ショックでしかありません。このようなことをまだ整理が付いていない状態でブログで書くことも変ですが、もし私の落ち度があるのであれば、
・遺伝性を確認するべきだった
・最初(5年前)に内視鏡検査をするべきだった
・便というナイーブなことではあるが、接すればよかった
こんなふうに今感じています。
気づかなければ異常が進行することも、またなにもないのかもしれませんが、もし「血便が…」と感じたらそれはサインです。疑うことが大事だと思います。
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