一番セッションして楽しかった2曲
ブランキージェットシティーのPANKYBADHIP。
彼らは本当に3人だけで演奏しているの?って思えるくらい派手であり音のバラエティーが豊富ですごいなぁ〜って常々思います。
中でもこの楽曲はそのイメージがとても強く感じる曲の印象がします。
どのパートも構成が素晴らしく、ギターらしくないギターが出てきたり、ベースらしいベースが見えたり、ドラムはおそらくこの人しか表現できないんでしょう。
歌詞は意味が分かりませんが、天才だなぁって思えて笑ってもしてしまいます。
メロンソーダとチリドッグ
この不思議なフレーズから始まる”D・I・Jのピストル。
この曲も3人だけで構成されているの?って思うくらい派手で常に爆発していて好きなナンバーです。
この2曲を真似してみた感想
実際コピーしてみて『あれ?割りかし近い感じが出ているぞ』って思いました。
バンドをやっていて一番楽しいことは目立つことではなくて、全体を見て聞いて個々がどうやって受け止めて満足するか?何か改善の余地はあるか?再度修正をして全体がどう変化を起こして行くのか?その過程に楽しさや面白さ、達成感があると思います。
ギターのレッスンをしてくれていた当時の先生、YAMAHAの先生ともブランキーの話をしていると同じことを言ってたことがあります。
『我々は、楽器の基本を学び教える側の人間。アーティストとは感性で教える人間。』という前提の話の中に
『ブランキージェットシティーのコードの使い方はとても基本で、かつ天才だ』と。
そんな理屈でブランキーは音楽をしているのかなぁ?って思っていましたが、先生方曰く、理論の中で音楽をやって表現していると。
あの独特なギターソロは適当にも聞こえるかもしれないが、楽曲の構成がしっかりされているからアレンジがよく効く。みたいなことも言っていました。
なんかよくわからないようで、コピーして弾いた自分には少しだけわかるような気がします。基本だけ外さなければこの曲はどんな形にでもなることを。
これから楽器をやる人たちにもコピーして欲しいです。
これから、ギター、ベース、ドラムを始める人、もう始めている人が出逢っていないのなら挑戦して欲しいこの2つの曲。
20年以上も前だし、今では技術も進歩して音を自分で簡単に作ることだってできますが、アナログならではの表情。この2曲は遺憾無く感じられるはずです。
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