毒性のある”ユーフォルビア”
「綺麗だなぁ〜」っと思った植物がユーフォルビア系の植物で、その毒性も知らずに育てていました。
”綺麗な花には棘がある”ではありませんが、毒があるんです。
皮膚に直接触れると晴れやかゆみ、目に入ると最悪失明、口に入ると粘膜から体に吸収されて痙攣や腹痛を起こす可能性があります。
問題の”白い液”
この滴り落ちる白い液こそが”毒”なのです。同様に白い液を持つユーフォルビア・キリンという品種は吹き矢や弓矢の毒液として使われていた有名な話もあります。
そして葉からも同じようにアレルギー成分があるので、小さな子供が通りかかって触れるような場所に置いておくのは危険です。また小さな鉢でもグングン成長します。鉢のサイズ4号(直径12cm)ほどのものでも一年で樹高80〜90cmになります。
処理の方法
処理は絶対に素手で行わないこと。手袋、できれば樹液が飛散しても守れるような服装(長袖、ゴーグル)を推奨します。選定をしていると知らないうちに手や腕を切っている可能性もありますから。
そして剪定はさみも使用後は十分に洗うことです。
剪定後はすぐに捨てて袋を閉じます。
手に付いた場合
万全を期して剪定を行ってつもりでしたが、半袖でやっていたところ茎を切った瞬間にピュッっと腕に白い液が飛んできました。ほんの数秒の出来事ですが拭き取るとベタベタと張り付いた感じがします。
すぐに中性洗剤で洗い流しましたが、油汚れのようにひつこく洗い流すのに時間が掛かりました。
とにかく危険性を知っていれば準備は出来るので同じように育てている方、これから育てようとしている方、気をつけてほしいと思います。
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