ミルクペイントって何?
名前の通り”ミルク成分”が入っている塗料になります。
「昔ながらのアメリカのやわらかい色調?」…ってよく分かりませんが、ヴィンテージ感のあるマットな色調を言っているのだと思います。そして最大の特徴は成分が牛乳であるため体に優しく”安全”だということです。塗料にある独特の香りもほとんどありません。塗り感は絵の具に近い感じです。
子供が安心して使える
体に優しい成分(アレルギーが有る人はべつではありますが)なので、塗った後に触ったり、塗っている最中に手に塗料が付いたりしてかぶれてしまうなど、デリケートに考える人にはモッテコイな塗料だと思います。
実際に塗ってみた
塗装する経緯は「この押し入れで勉強したい」っていう娘の一言です。
押入れって↑こんなイメージしか無いのでよく分からなかったのですが、”押し入れ リノベーション”って娘が調べて再現して欲しいとのことで、まずは押入れの内装、塗装を始めました。
今回ミルクペイントを選んだ理由は”匂い”です。部屋に普通の塗料を使うと匂いがこもって部屋中に染み付くのを防ぐのと、押入れの換気もしばらくしていなかったので塗膜の厚そうなこの塗料で独特な匂いを抑えられるのではないか、可能性も込めて選択しました。
塗った感じノビはそんなによくありません。塗った直後にすぐ乾くので刷毛の跡が残り凹凸が出やすいです。カスカスな風合いが好みであれば適していると思います。
そして、嫌な匂いがしないので遊び感覚で手に取りやすい、良い塗料だと思います。
写真の濃淡が出てしまい見にくいですが、重ねて塗っていくと下地のベニヤが隠れ、凹凸もなくなっていきます。
ちなみに壁面はカッティングシート&養生&シリコン埋めで仕上げました。
こんな感じで仕上がりです。画像では伝わらないのですが、本当に嫌な匂いがありません。
風合いの好みがありますが、部屋で使う塗料として最適だと思います。
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