【引き戸のガタガタ修理】探しているものが敷居ではなくてVレール。夜中の引き戸レールの修理・交換

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リビング、いや、”居間”と言う感じの方が似合っている我が家の部屋の引き戸が閉まりも開きも悪く、両方のケースで力を込めて開閉するとガシャーン!っとまぁ気分が悪くもなる状態にあります。

引き戸のガタガタの根源=レールの摩耗

問題は既に分かっているんです。経年とともにレールが凹み摩耗したことによる立て付けの悪化です。

掃除はしているはずなのに、取りきれていない埃を噛み込んでラップ(研磨)してしまい、結果敷居を痛め続けていました。敷居、敷居…と調べていたら、

…これじゃない。平たい形ではなくでU?V?字型の溝が付いたレールを探してもなかなか見つからない。やっとの思いで見つけたのは敷居という名前ではなくて”木製Vレール”でした。
今回の件、レールの摩耗ということはそこだけ交換してやればOKなんです。
そして木製Vレールは今の住宅では上吊りレールがほとんどだと思いますので、なかなかレアな逸品だと思います。

でも買うは良いけど、そもそもこの家に付いている敷居の構造。どうやって固定してあるかによって剥がすのは少しばかり勇気が必要になります。何か他に直し方がないかない知恵を絞ってこんなものを100均で買い試すことにしました。

引き戸レールをパテで補修すると…

ダイソー:穴埋めウッドパテ

ニュッと出して、

ボコボコしたところを補修して滑らかに、しばらく乾燥させてやすりがけをしました。
これで良いと思いきやゴロゴロ、さらに立て付けが悪くなり挙句の果てにパテが剥がれていく…。どうやら摺動面や重量物には適していないようです。
正直、この方法がダメだとこの木製Vレールを剥がす方法しかないようです。

使ってない引き戸のレールと交換する

たいして欲しいレールが高価なものではないのですが、決して”ケチ”ではありません。分解するのが怖いだけ。そう願いたい。にしてもパテは完全に失敗でした。他に何かいい方法は…と浮かんだのは「普段開閉していない方のレールと交換する方法」です。

普段出入りするときに使う戸は決まっています。使っていない引き戸のレールはと言うとノーダメージであり、がたつきもありません。と言うことで早速レールだけ取る作業を開始しました。

とりあえずマイナスドライバーをレールと敷居の間に突っ込んで優しくグリグリしましたが、やはり敷居が凹みました。ただ割り切ってしまえば戸で隠れてしまうので問題はありません。写真上のレールが凹み摩耗しているレール。写真下が普段開閉していない摩耗していないレールになります。

初めてやることでしたのでどのようにレールがくっついているのか疑問でしたが、ただの両面テープでの固定でございました。これを慎重に慎重に折ってしまわないように(再利用のため)剥がしていきます。

ミシミシ言っているのが怖いです。

慎重に取ったものがこれになります。購入を検討していた”木製Vレール”と寸法も同じでした。
もし次同じ現象が現れたらさすがに新調しないとエラそうです。

と、外したものを入れ替えて完了です。AM3:00。夜中の作業確認。開閉が無音になりました。
朝家族がいつもの調子で力を入れて戸を開けてしまわぬよう注意書きをして補修完了です。

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