柱を建てる(やってみて気づいたこと、感じたこと)
基礎ができたら柱の据え方を決めていきます。
(仮固定してからの写真になってしまっています(ToT))
元々、4mで購入した柱を家の軒に合わせて2m80㎝にカットしました。
それでも木材の反りは長ければ長いだけ目立ってしまいました。
左側4本の柱は手前から1500㎜、2000㎜、2400㎜の間隔で立っています。柱一本で仮固定して縦から覗いてみると、柱の根元はそれほどズレを感じませんでしたが、柱の最上部を覗くと㎜単位ではなく㎝単位でズレていることが分かりました。
木材特有の『反り』だけなのか…?いくつか確認をしました。
・据えた束石は平行であるか?
・束石に乗せた柱の切り口面は真っ直ぐ切れているか?
・束石、柱の切り口に異物が挟まっていないか?
切断面のちょっとしたごまかし、雑さが大きいズレを生んでしまう
全てを確認したところ、一番ズレを発生させている要因は「柱の切り口」でした。
自分は3寸(9㎝角)の木材を切断するのに丸鋸を使い、切断面をヤスリがけして整えていました。これが誤算でした。
切断直後はバリが出るので、そのバリを除去します。きっと自分はやり過ぎてやってはいけない部分までヤスリがけしたことで柱の座りが悪くなり、ズレと反りを増幅させていたんだと思います。
切断面が物を言う。時間をかけてでも真っ直ぐ丁寧に切る。
”のこぎりガイド”という商品があり、それを使えばまっすぐ切ることができます。
と、ネットで書いてありましたが、自分はあくまで仕事ではないので、この一回、柱を切るために購入するのは気が引けました。
なので、今後も使える物をと考えて購入したものはこの定規です。
とにかく垂直に線をかけるので、慎重に時間をかけてのこぎりで切れば真っ直ぐに切ることができました。どんな太さの木材でも対応するので今でも重宝しています。
それでも反りはあるので、横柱で矯正をしながらここまで建てることができました。
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