【車の塗装】費用を押さえながらガラッとかっこいいジムニーに生まれ変わる!ジムニーを自分でハケ塗り〜タカラ塗装〜

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車の塗装を自分でハケ塗りする

ひょんなことから思ったことです。『廃れた車の塗装を自分で塗り替えよう。』と。
ただ、従来の塗装(サフェーサー、塗料、クリア)をするには範囲が広すぎるし、家にはブースがないので飛び散る。出来栄えは保証出来るけれど、業者に頼むとそれなりの金額がかかる。
なんせコロナウイルスの影響でお金はないが、時間はある…。
自分でやるには時間は足りてる。でも保証ができない。
のらりくらり考えているうちに車の天井は下地が出て見るも無残な姿になりました。

そこで出会ったものがの塗料です。

私は平成7年製ジムニーに乗っています(JA11車の外装が傷みに傷み『そろそろ車を買い換えようかな?』なんて考えもありました。が、欲しい車もなく妥協してウン百万払うのも気が進みませんでした。塗装の見た目の問題だけでまだまだ全然走ることはできます。なので塗装をすることにしました。外観が変わればきっと気分も良くなるだろうと決心しました。
この手の塗装を業者に頼むと20万くらい掛かります。それは分かっていることでした。正直その金額を出して頼むのならば…躊躇してしまう自分がいました。

いろいろ調べていくとタカラ塗装の”カーペイント”という塗料にたどり着きました。ジムニーのYouTube動画でハケ塗り塗装をしているものがあり、興味が沸き『自分で塗装してみよう』と決めました。

ハケ塗り塗装をする前の注意点

ただ注意点があります。それは車の下取り価格が下がってしまうことや、最悪”事故車扱い”になることつまり車を買い換える時に下取りに出せなくなってしまう大きなデメリットがあるということです。もちろんそれを理解して塗料を購入しました。

私が購入した色は”マットブラック””ビスケット”の水性塗料になります。マットブラックを1キロ、ビスケットを2キロ、しめて13,800円でした。塗装屋さんに出すよりも遥かに安いです。あとはどれだけのものかが自分の腕次第といったところでしょうか?

ちなみに上記の商品は車用ではありません。

大手のネットショップで車用の塗料を探しましたが見つけることができなかったので購入は直接タカラ塗料のホームページから購入しました。タカラ塗料ホームページはこちら

塗装前の準備をする

調べながら塗料以外に必要なものをホームセンターに購入しに行きました。
・ハケ
・ローラー
・耐水ヤスリ(600番)
・マスキングテープ
・ビニールシート付きマスキングテープ
・ウエス

この辺は必須ですので準備しておきます。工程は洗車→研磨→脱脂→養生→塗装になります。普通の塗装と違い最後にクリアを吹き付けなくても良い塗料になります。光沢がある塗料ではありません。艶の無い感じが味になるので塗って乾かして仕上がりになります。

洗車する

まずは車を洗って行きます。この時にワックスやシャンプーは使用禁止です。というより洗車後に付いているクリアをヤスリで削ってしまうので意味がありません。水洗いでOKです。

ちなみに塗装前のジムニーは天井はハゲハゲ、下地が出てしまっています。それ以外のところも光沢(クリア)はなく、傷も数え切れないほどあります。ネジのサビからくるシミも味といえば味なのでしょうが、こんな感じになっていました。

研磨・ヤスリがけをしていく

洗車をして水を取ったら塗装するところにヤスリをかけていきます。このヤスリがけは”クリアを取る”ための研磨であり、塗装を取るためのものではありません。下地の上の元々の塗料にハケ塗りをしていくので軽くで十分です。この塗料はカーペイントという名前で押しているくらい実際は研磨していないところもしっかり塗料がくっ付いてくれます。私はとても大雑把です。決して車の中まで塗ろうとは思いませんでしたので、車の外、扉を閉めた時の隙間に見える地の色(青)くらいでヤスリがけをしました。(下の写真は研磨した後の養生です)

ちなみに天井はすでにクリアも剥がれており、地の塗装も無いところがありましたのでさらに薄くヤスリがけをしました。

ジムニーのドアのステッカーを剥がす方法

ここで一つ気がかりなことがありました。それはジムニーのステッカーのことです。これを剥がそうと思ったら青色のステッカーは剥がれるのですが、”LandVenture”の銀色のところが全く剥がれません。
ヘラでもやりました。ドライヤーも使いました。全く歯が立ちません。調べると”トレーサー”というインパクトドライバーに付ける消しゴムみたいなもので削ぎ落とす動画があったのでホームセンターに行き購入。使ってみましたが、確かに取れます。しかし削りカスがボディーに固着してしまいこれはこれでものすごい労力になると思って断念しました。

結局ステッカーは取るのを諦めて、ステッカーの上からハケ塗りすることを決めました。とにかく大雑把です。もし、うまく塗ることができなければその時はまた考えればいいだけの話です。だってもうヤスリで車に傷をつけてしまったのだから後戻りはできません。うまくいくことだけ信じて次の工程へ。

脱脂、養生をする

ヤスリがけを終えたら、脱脂をしていきます。調べるとシンナーで拭くと説明があります。シンナーでも良いと思いますが、私はパーツクリーナーで脱脂、吹き上げを行いました
脱脂した後は”養生”をします。この工程がとても大事であると説明には書かれていますが、一番難しく、本当に大事なことであることを今回経験した私も思います。外せるものは外して塗った方が良いのですが全てが外せるわけでは無いので、その場合、隙間なく養生して行きます。

私が可能な限り外すことができたもの、養生したところを紹介します。

1 フロントガラス(天井とボディーを違う色にしたいので見切りを養生)

2 フロントガラスを養生。ワイパー、サイドミラー、バンパー、グリルを外してグリルの中を養生

3 リアガラス、鍵穴と取手を養生。バンパー、ナンバー、ナンバー灯、補助タイヤを外した

4 インテークとサイドウインカーを外して中から養生

5 運転・助手席のゴムパッキンを外した

6・7・8 後部座席のガラス、ゴムパッキンを外した

9 後部座席の養生

10 運転・助手席の外側のゴムパッキンを爪で内側に折り曲げて養生

細かなところをいうともっとありますが、大方これくらいの養生と養生のための取り外しをしました。本当に綺麗に仕上げたいのであればもっとバラシができればやりたいくらいでした。ただ私に与えられた時間は二日間しか無いのでここまでしかできませんでした。ここまで一日掛かりました。大雑把な私がやることなので普通ならもっとかかると思います。大事なのは焦らずゆっくり作戦を練って作業することです。

塗装・ハケ塗りをしていく

タカラ塗料は原液に10%ほどの水道水を混ぜて作ります。その日の気温や湿度などで調整するのですが、よく分からず。説明通りに塗料を作って、ハケ塗りを行うことにしました。

湿度の高い時や夜は塗装厳禁です

いよいよ楽しいはずのハケ塗りです。私は待つことができずに夜通し作業をしようと思い夜から天井の塗装を始めることにしましたが、ここでアクシデントが発生しました。やってはいけなかったんです。

おっ!イケる!』なんて思っていたら…

塗料がダラダラと…

…全く乾かない…。これは…。マスキングテープを通り越して塗料が垂れる垂れる。詳しい友人に聞いたら当たり前だとお叱りを受けました。私が使った塗料は水性塗料であり、熱で水分が抜けて乾いて塗料が吸着するもので、夜に塗装したことと、この日の夜は湿度も高かったので塗装することにあまりにも不向きでした。ブースではなく外で作業したのも良くなかった理由です。おまけに虫が塗ったところ目掛けて飛んできてくっ付いてしまって最悪も最悪。日を跨いだ朝に天井を拭いたら塗料は固まっておらず取り除くことができたのでなんとかなりましたが、絶対夜の塗装はやめましょう。

さぁ、気を取り直して塗装です。

この塗料は私は三度塗りくらいで考え、薄く重ねて塗る計画で作業を進めました。一発目はカスカスで良いと思います。イメージは1度目に地を作り、2度目に本塗り、3度目にしっかり色をムラなく入れていく本塗りといった感じで塗って行きました。

三度塗ってこんな感じに仕上がりました。前日の夜乾かず酷い目にあったのでローラー恐怖症、一度にたくさん塗布してしまうともしかしたらと思いハケ一本で作業をしました。なので全体にハケの筋が入ってしまいましたが、きっとローラーでも凹凸はと思い、味として、良い意味で妥協しました。

言い忘れましたが、タカラ水性塗料は塗料に5〜10%の水道水で希釈して使います。私はホームセンターにあったプラスチックのメモリ付きのバケツを買って10%の希釈で塗布しました。
ビスケットという色ですがビスケットというより泥みたいな色に見えました。

元が青なので天井の黒色を塗るよりもドキドキしましたが、一面、また一面を塗っていくうちに『あっ!いいかも。』って思えてきました。サイドとリア、1度目の塗装を塗り終える時に予報になかった雨が降ってきました。写真右下にある雨粒の痕が塗装を溶かしてしまいました。少しパニックになりテントを急遽装備しました、が、その後は晴れて難なく作業を再開することができました。

引き続き、2度3度塗りをしながら青い地が残っていないかチェックをして完了です。塗装自体は6時間くらい掛かりました。近くで見るとダマになっているところがありますが想定内です。遠くから見たら生き返ったような外観になりました。

ちなみに塗料はマットブラック1Kg、ビスケット2kgを購入しましたが、贅沢に使っても半分くらい余りましたので、これからチャレンジする方の参考になればと思います。

外装もボロボロだったジムニー ですがシートもボロボロだったのでシートカバーを安く購入して新品とはいきませんが、これからも大事に乗って行こうと思えるくらい見た目が蘇りました!
(シートカバー取り付けの記事はこちらです)

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