【車の防錆塗装】車の下部錆塗装って必要?結論:「買った車の下部塗装は先にしておくべき」と言う判断に至りました。

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車の”下回りの塗装”って聞いたことあるようでない様な…。
割と車検時の見積もりで当たり前に「下部洗浄」とか「下部塗装」なんて記されている時があります。
大概数千円、見積もりに目を当てないユーザーはひと返事で「それでよろしく〜」と話は進んでいきます。ただコーティングとなれば数万円と細かく見ていくと侮ることができない金額になる整備費用になります。下部は見えにくいところですし「適当に済ませよう」当たり前にもそんな感覚になります。
ただ、欲しい車を買った時、どんな車にでも言えることですが「主人が好んで買った車であり、決して余剰資金で購入できるものでもなく、大切にする気持ち、初心…」だからこそちょっとだけ興味があれば見てほしい、考えてほしい”下部洗浄と下部塗装のお話をしたいと思います。

車の下部洗浄と下部塗装

私は車屋さんではありませんしはっきりとした答えはできませんが、車の下部洗浄・下部塗装。これに関して言うとテーマと逆説になりますが”必要は全くない”そう思っています。
なぜなら、車の設計上錆にくい鉄をシャーシはじめ土台に基本は使っているからです。
鋼板と言って普通の鉄より硬い素材。そしてこの鋼板に防腐処理を真面目なメーカー側が施しているからこそ普通の鉄よりも長持ち、実用性を想定した作りになっているからです。
仮にすぐに錆びる様な施工をしているのであれば自動車産業の日本はすぐに潰れる。そう言っても過言ではないほど考えられて作られている日本車であります。

ただ、日本で暮らしている場合避けることができない湿度、島国ならではの潮風は天敵です。インフラもバッチリな日本では冬場は凍結剤が高速道路に撒かれていたりいなかったり。塩化カルシウムで錆びやすい環境が。海岸沿い、釣りが趣味でよく出かけると言うシチュエーションの中でも”錆びやすい環境”は否めません。

下部を洗ってしまう…ただ錆が発生していたら?

見積もりにある”下部洗浄”と言うのは簡単に言ってしまえば洗浄。それに数千円掛けるのなら車の下に潜ってブラシなり便利な高圧洗浄器を使って洗浄しちゃえば同じことなんです。
”下を洗う”字の如くそれぐらい簡単なこと。
しかし、しかしです。やはり、もし気がつかないうちに錆が発生していたらというとそれだけでは何ともなりません。
錆が発生していたら鋼といえど急に脆くなります。下部には足回りの部品がたくさん付いています。万が一その部品が異常を期して壊れてしまった場合、命に関わるような事態になるかもしれません。車のこと、命のことを考えたら侮れない部位です。

いざ”防腐塗装”

今回の議題にとても良い例。私の愛車にして相棒の”ジムニーJA11の出番です。

私、ゴルフという高級なスポーツもこなすので、この車でゴルフ場を疾走するときは少しだけ気落ちします。(プレーでは負けない…気持ちだけ!)

そして防腐をする前に既に錆が至る所に出ています。かといってぶっ壊れた!なんてことも全くもってありませんが、見栄えが悪い。どうしようかと考え思いついたアイデアは、得意なホームセンター巡りで出会ったアイツにお世話になろうと決めました。

そうです。DIYで活躍するトタン用の油性塗料です。

普通は車用の錆止めを使います。例えば、

こんな感じで洗浄→乾燥→防腐塗装→乾燥→コーティングって段階を踏んでいけば丁寧な工程なのでしょうが、既に錆が発生していたのなら、色々考えてトタン用の油性塗料に漕ぎ着きました。
雑ではありますが、これなら洗浄(省いても可)と塗装だけで工程が済んでしまいます。

とにかく塗り塗り。新車であれば色のないクリア塗料などを使って保護しておけば数段に耐久性は変わります。

結論から言って、数万キロ走って買い替えとなればそれほど重視しなくても良いと思います。
新車購入から10年以上は走りたい。また私のような中古の車を購入、そしてそこから10年以上保有する場合にはどこかで車の下を覗いてみて判断するタイミングを感じたのならやっておくべき整備です。

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