【車の燃費をよくする方法】ジムニーの燃費を23%UPさせたすっごい簡単な方法。年間で2万円ほどガソリン代が削減できます。

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まずジムニーの燃費が悪すぎると感じました

私が乗っているジムニーのJA11という型式は元々のカタログ上の燃費値がリッター18.7kmです。
(60km定地走行燃費)

購入したのが約10年前です。証拠はありませんが実際に乗ってみてガソリンの給油時に走行距離を計算してみたら…リッター10kmにも届かないような悪燃費の車でした(9.8km)。これはおそらく今でも乗られている方は早い段階で感じたことだと思います。それでも好きな方は燃費にとらわれずに乗り続けていると思います。

でもさすがにカタログ燃費の半分…こりゃないなと思い原因になりそうな事を調べてみると、
”車の経年劣化”
大きく言えばこれに尽きると思いました。一つ一つの部品の劣化が始まって出せるはずのパフォーマンスが出なくなればそれだけアクセルを踏み込まなければいけなくなりロスが発生します。
人間で言うところの”俺はもう歳で体が昔みたいに動かないや”ってところでしょう。

購入してからすぐに取り掛かった”アーシング”改造

言わば、10年前に15年落ちの車を買った時点で上記で表現した廃れた部品を付けた車を私は購入したわけです。でも私自身車の仕組みには乏しくて何がいけないのか診断する頭はありません。

そこで車に詳しい友人に『アーシング・プラシング改造してみたら?』と勧められました。

アーシング?プラシング?何それ?

今の若い人は知らない人も多いかもしれませんが、電力が発生する時に、その電力は銅線を通って供給先に力を与えます。必要な力が大きければ大きいほど電力は大きく使われるわけですが、経年劣化を迎えているこの車は本来十分であるはずの電力が動力になり車を動かす力が低下している状態。
例えるのであれば代謝の悪い車であります。
そこでそれを補う目的で提案されたアーシング・プラシングと言う方法は実は賛否両論なところも持っています。

肯定派…電気効率が改善されればロスが減り、アクセルを踏み込まなくても小さな力で力の伝導がされるわけだから、効果はあるはず。
否定派…そもそもメーカがやっていない事だし、力の伝導効率なんて計算され尽くされている。単なるプラシーボ効果(自己満足)なのでは?

と今でも意見は分かれています。私も懐疑的な部分も持っていますので、私なりに簡潔に見解をすると、新車は効果がなく、古い車ほど効果が現れると思っています。
私が保有するジムニーは後者の古い車、燃費の向上効果が現れました。

アーシングとプラシングのやり方

※バッテリーを触る作業になります。交換を自らやったことがある人は理解があると思いますが、ショートしないようにやられる方は充分注意してください。ケガや故障につながりますので。

ではアーシング改造はどうやったのかを説明します。友人が全てやってくれたんですけど…。
まず、バッテリーのマイナス端子にターミナルと言う配線をつなぐためのステーを取り付けます。穴の空いているところに端子を取り付けて”アーシングキット”をつなげます。

私はアーシングケーブルを4本のものを購入しました。車種が”〜用”とかありますが、取り付けば変わりありません。きっと丁寧に車種別にケーブル長さを計算しているので”〜用”となっているだけです。

バッテリーから引いた線をどこにつなげていくかがセンスなんだと思いますが、私はてんで”0”と言うか知識がないのでこれも友人にやってもらいました。
・ボディーの側面
・ヘッドライト裏(左右)
・エンジンの上
そこにつないで電気の伝導効率のロスをなくす期待をしました。

次にプラシング改造です。プラシングはバッテリーのプラス端子からオルタネータと呼ばれる車の発電所に配線をつなげることで発電時の抵抗・負荷を減らして車の動力のロスを低減させる効果を期待できます。特に古い車であれば元々張られている純正配線の経年劣化等考えると期待を持てると思います。

プラシングのケーブルの間には50A程度のヒューズを噛ませる必要があります。理由はショートしたときや過電流が流れた時に車の電気系を守るためにヒューズが犠牲になるのでその施工が必要になります。プラスチャージングと言うものが売られていることを最近知ったのですが、これを買うか、自作するかだけなのですが、必ずプラス側の配線の間にヒューズを入れます。

ちなみにホームセンターやカーショップにも導線やカプラ、ヒューズ、端子、探せばターミナルが売っているので私のジムニーのプラシングケーブルは自作して2000円程度でできました。

これで改造は終了です。電気の流れる範囲を車全体から狭くして(抵抗を減らした)どうなるか?古い車だからと言う理由でどこまで変化があるのか楽しみです。

費用と結果

アーシングとプラシング、5000円以内で改造ができました。
で、でどうなったかと言うと燃費に変化がありました。平均してリッター12.8kmとタイトルの23%UPの効果となりました。あとは見た目にヘッドライトが明るくなりました。私のジムニーには単なるプラシーボ効果ではなかったと言うことです。

結果として一年…半年で減価償却できるくらいの費用効果が出ました。10年改造状態で乗っているのでおおよそ17万円の費用削減になっています。改造をして今までに発生したデメリットは一切ありません。

まとめ

あくまでもパワーアップやポテンシャルをあげるような改造ではありません。失われた動力のロスを取り戻す改造だと思います。この改造をファッションでやる人も中にはいるようなので確かにエンジンルーム内のドレスアップにも良いかと思います。

同じ車にも個体差はあると思いますが、おそらく同じ車に乗られている人がこの改造をして効果を感じることが多いと思いますのでやられてない人には是非おすすめしたい改造になっています。

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