ジムニーを買って2、3年はネットでパーツを見たり探したり、洗車したり、気にかけながら使っていましたがそれからというものあまり手をかけずに乗ってきました。劣化は避けられません。内外全てがボロボロになってしまいました。
シートはボロボロです。これは後々どうにかするとして、
プラスチックの塗装面がかなり深刻です
私自身この前方からの見た目が気になりました。赤枠のところはプラスチック素材の部位になります。実は室内のインパネなども同じ状態です。ボディーも下地が出ているところもあり外観は深刻な状態にあります。何から手をつけたら良いのか順位がつけられませんが、私自身山を攻めるような走り方はしていないのでゴツゴツした感じの汚なかっこいい感じでもなく、普通に街乗りしていたらやはりただ汚い車に。自分がそれで良いのならまだ許せますが、子供が乗ることもあります。古い車を汚く乗るよりも古い車を汚くもお洒落に乗ることを優先して外装をやっていくことにしました。
1 ドアミラーのガラス背面のプラスチックの部分が日焼けし過ぎて粉を吹いています。ステーに繋がるパイプも雨に打たれているところはサビが出ています。
2 エアインテークも下地が出てしまい粉を吹いている状態です。下地も鱗状になっており復元はかなり難しいです。
3 グリルも純正時の群青色を銀色に塗ってから塗装剥れが目立つようになり見栄えが中途半端になっています。
実はこの3箇所はドアミラーのガラス背面以外塗装をしたことがありますが知識が乏しくラッカースプレーのみで塗装をして今この状態になっています。パーツも豊富にあるこの車は安く部品を交換することができますが、おおよそこの3点を交換(新品)となると、
ミラー両側で社外品で3000円 純正で20000円弱
インテークは6000円〜数万円
グリルは12000円〜
新品で探しても20000円くらいで揃います。純正となるともっと高くなります。中古で探しても現状は社外品が多く、純正が出回りにくいため少し高くなったりします。中古で探しても三点でざっくり10000円以上かかります。
劣化も酷いので部分部分で買い替えが必要なのかもしれませんが、使用上問題がないことと、安く満足できる方法がないか試すことにしました。
アクリルスプレーで塗装を試すことにしました
言ってしまえば簡単に安く仕上がれば良いくらいで考えた結果ですが、今回使用したのは、
”アサヒペン クリエイティブカラースプレー 艶消しブラック”
というアクリルスプレーです。用途は室内外のなんでも塗装ができる、発泡スチロールも溶かさずに塗ることができる万能スプレーです。本来塗装は塗った上からクリアを吹き付けるのですが、どうやらこの塗料にはその成分が入っているのでその部分も試す決めてとなりました。費用も安く抑えられます。
塗装の準備と順序
・準備するもの
スプレー、パーツクリーナー、養生テープ、汚れて良い敷物(私はブルーシートを使いました)、サンドペーパー(600番)、マスク、手袋
2000円もあればお釣りがきます。
・作業の順序
1、綺麗に部品を洗う。
2、サンドペーパーで前の塗料を大まかで良いので剥がす(600番で私はやりました)
3、油分や汚れ、剥がれた塗料を取るためにパーツクリーナーを吹く。
4、綺麗になったら乾かす。養生するところは養生する。
5、スプレーを吹き付ける。(スプレー缶の指示通りに2回塗りをしました)
至って簡単な作業です。部品も大きなものでなく、スプレーを吹き付けてみるとそれほどシビアな作業でもなく誰にでもできる作業です。注意する点としては一点に吹き付け過ぎたり、厚塗りをすると塗装部分がダマになるので2回塗りでムラが出るのなら3回、4回薄く塗ることを繰り返しても良いかと思います。あとはマスクはした方が良いと思います。鼻の中が黒くなりますので。
良すぎる納得できる出来になりました。あとはどれくらい塗料が持つかどうかが心配です。ルーフはもうはげていますので次にどうやって塗るか、汚なかっこいいジムニーを目標に仕上げて行きます。
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