歌をうまく歌う方法・上手く聴かせる方法・人の心に響かせる歌声。歌が上手い人の特徴。逆にテクニックで誤魔化して歌が下手になる人

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※決して私自信が上手いということを主張することではありません。一応音楽を仕事にしようと勉強した立場と少しの自信からですが、主観的に話をします。

歌うこととの私のプロフィール

まずは信用の一つとして私の音楽との経歴を紹介したいと思います。
・小さな頃から父にスナックに連れて行かれて知らないうちに声帯が鍛えられていた。
・カラオケ店でマイク越しに機械を破壊したことがある。(声量?音圧?電源が落ちました)
・中学生になってギターに触れる。
・高校生になってギターの教室に通う。
・就職せずにギター講師になりたくてYAMAHAの学校へ通う。(一年で諦める)

ギター専攻で勉強していたが、ボーカル専攻を先生と周りに猛プッシュされた。
・相対音感がある。
・今でもずっと楽器と歌うことが好きである。

自己満足なところもありますが、歌うことが好きな自分はきっと誰かに見られたい、評価されたい。できることなら励ますことや感動させることが好きなのだ思います。

そして体から出る”声”は一人一人違う特徴を持ち、喜怒哀楽を表現する音楽で言うところの最強の武器です。作れるものではなく自然の産物・賜物なのです。

歌の上手い人:上手い事

何だそれ?

って結局そこなんですが、第一印象は結局そこなんです。上手いと言われる人の特徴って下手な人と何が違うのか?私が思うのは、
・歌い慣れている。
・真似ができる。
・流行りの声が出せる。
・高音が出る。

・テクニックがある。
と言ったところでしょうか?一般的に世に出ている楽曲をいかに同じ様に正確に表現できる人というのは上手い人です。そんな表現ができる人はカラオケの採点でも高得点が出ると思います。

もっと上手い人:癖のある人、流れに揺るがない人、実は下手な人

ただ、上手い人の中にも例外があります。

有名な話になりますが、THE YELLOW MONKEYというバンドのボーカルでいらっしゃる吉井和哉さんは物凄い癖のある声、初めて聞いた時、正直上手な声ではないと感じました。それは現に元々歌い手ではないことも本人の口から証明されていることで、きっと周りからも決して上手とは言えない声だったのだと思います。

私の好きな、BLANKEY JET CITYの浅井健一さん(ベンジー)だって聞く人が聞いたら同じ様に思うかもしれません。

美空ひばりさんが生きていてロックを歌ったとしても違和感があります。

ただこれは”声”の話であります。

歌や曲として作品になることで『えっ?』って思う声がその人でないと歌えない、表現できないこともあり得ることが実際にはあります。

かっこいいものはかっこいいんです。ただ時間とともにかっこいいものは真似されたらかっこよさを更新されていくだけであって、唯一無二の存在というのは廃れることなく長年評価されていきます。

歌を上手く歌う方法:歌を伝えること(テクニックではない)

カッコよく言ってしまいますが、音楽にもカテゴリーがたくさんあります。
ロックたっだら直線的なメッセージ、ブルースだったら曲線になったり、基本的な表現が違います。自分の声がどこに当てはまるか考えてみてください。
もっというと、ロックはビブラートが弱く声が強い人、声が裏返らない人。ブルースは逆にビブラートが強くファルセットと併用する人に向いていると聞いたことがあります。
上記にも書きましたが、あくまで声というのは一つの楽器なのでその曲ごとに合う合わないが必ずあります。私の場合はよく声が裏返りますのであまりロック的な声ではありません。楽曲との相性を見つけて欲しいと思います。

自分の音域を知る事

次に確認することは”音域”です。声域とも言いますが、鍛えることもできます。一時私がやったのは”アイ〜ン”で有名な志村健さんのあの声です。私の場合はジャパネットの元社長の高田明さんになってしまうのですが、音域を広げることができます。他にはお経を読むことでも鍛えられます。参考になる情報もいっぱいありますが、実は私はお勧めしません。なぜなら音域を鍛えるということは音質の改造になってしまうからです。男性の場合で説明すると地声で出せる音域は普通に2オクターブはあります。もっと少ない人もいるかもしれません。

実際のところ十分なんです。

スキマスイッチ:奏
ひまわりの約束

例えばこの2つの名曲はその2オクターブでおさまる曲です。心地よく私も歌えるくらいの優しい曲です。星野源さんの曲もそれに近いですよね?あとは声ではなく、”言葉を外さない事”です。口を大きく開けて、小さな時から学校の先生に言われたアレです。案外自分が歌っている時も人が歌っているときもと口の開きが小さい時があります。口の開きは発声や共鳴、ボリューム、呼吸、声の全ての結果が集約する大切なポイントになってきます。ひょっとかしたら音域も広がるかもしれません。

無理をする事で一番大事な声を失うことも…

最後は”テクニック不要論”になります。
声の出し技みたいなものってたくさんあります。ここでいう一番不要なテックニックというのは、

”ヘッドボイス”

これです。先ほど紹介した志村健さんのあの練習です。確かに音域は格段に広がるかもしれませんが、あの声は、声単体としては”まやかし”です。と言っても上手に表現される人がたくさんいるのは確かな事なのでれっきとした技法には違いありません。

なぜヘッドボイスを不要、反対と私が主張するのかというと、今まで歌ってきた曲のニュアンス自体が変化してしまうからです。つまり自分の声と曲が合っていたのにも関わらず、自分自身が、周りが違和感を感じてしまうからです。中途半端に初めて、声の着地点を見失ってしまうからです。声も壊すリスクがあります。

すごく思うことがあります。もし、私の大切なひとや、大切な子供が、姪、甥、孫が”歌って”ってリクエストしてくれた時や、もっと妄想を膨らませてみて何かのお祝いや結婚式に歌うとか、感動させたいし、感動したいです。とにかくベストな状態で構えていたいです。その時に歌えなくなってしまったらと思うと声帯を傷つける様な発声は練習することよりも維持することに専念した方が良いと思います。
自分自身の時代に合った、見つけた、出会った最高の表現ができる歌を歌い続けること、それをブレずに歌い遂げられる事が聞く人にとっても上手いだけではなく感性を揺さぶる様な声になるはずです。

これは感情論ではなく私の”理論”そのものとして紹介させていただきました。

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