【日本人として…】歴史を揺るがす事件。私は色々考えましたが、やはり思うことは一つ。”何のために死ねるか?”真剣に向き合うことを考えました。

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先日、とても悲しい事件がありました。それは私が絶好調のゴルフのラウンド中に飛び込んできました。”元首相が銃撃された”と…

大切な何かを失う時

その時なんとなく聞き流すそぶりを装いながらも実は動揺をしていました。それは同じくラウンドしていた人もそう感じていたような空気感でしたが、言っても良い大人です。1.2分経過するとともに一つの事件の事実、何かを疑い裏があるのではないかと言う疑念。あった事件の大きさよりも何か大きなものを失ったと強く感じること。そして虚無感。

何をしてきた人なんていうのは全部は理解できません。ただ今でも思います。
「仮に年収で10億円もらったとしても絶対にやりたくはない仕事、それが”政治家”」だと。

政治家になった時点ですでに敵ができます。味方はほぼいません。そういう国です。日本が。今回殉職された方は分かってその懐に入って仕事をして使命を果たしたのだと…そう思っています。

一つそう言った背景を想像するとこういった事件で大切な命を落とすことは無念でたまりません。

仮に一つの企業、一つの家族といった組織に当てはめても命を賭けた人生だとにしてもそんな重い時事があってはなりません。…絶対に。

動揺と混乱

とにかくこれが正直なところ心の奥で脈を打っていました。

日本特有の”犠牲”という美徳的な考え

大きな事件。それは今の世の中どういう方向からでも見ることもできますし、子供も見れます。
銃殺される瞬間や悪い人の顔。正直言って、何かがあると見たいものは真っ先にこれだと思います。
残酷ですがそれが子供であってもです。
誰かが可哀想だと思う瞬間、少しだけ優越感を感じます。それを冷静に語れる自分に自惚れる。私が今書いているブログだってその一つなのかもしれませんが、何か不幸であること…例えば”死”。
生前あれだけ「あいつは悪いことをしている!」と言われた人でも死んでしまうと何か美化されて「よく頑張ったもんなぁ」なんてひっくり返してしまう人。
偽善の象徴としか言えません。

でも、今回の事件で殉職された方はそういう型にははまることの無い「全うする」これを貫いた勇者です。私、個人的に尊敬できるのは唯一、数年前に亡くなった父親しかいないと思っていましたが、日本の父、立派な人だと…死なずともその”生き様”に感心させられるばかりであります。

私に何ができるのか?きっかけとして…

きっかけと言うと今回の事件の被害に遭われた方にはとても失礼ですが、他所の庭だと無駄にすることはもっと失礼です。素直に何か思うのなら行動するべきだと、焦燥感に感じてしまいますが私が産声を上げた時、元首相が同じく産声を上げた時。立場は全く違えども人としてはきっと同じスタートラインでした。使命も違いますが、絶対に時間は等しくありました。
時が経ち大人になるにつれて一度は思う「BIGになろう!」的な通過点だって同じく踏んでいたと思います。敵の大小があったとしても攻め守る人生はあります。
必要な使命を全うして最前線に立てる人間。意志を引き継ぐならばそうありたいですし、私は後者でありたいです。

でも、ぶっ飛んだやつもいます。その人が邪魔をすることもあります。
そんな一つの人生の瞬間を悲観することもあれば歓喜する人間だっていること。
家族を持つ身としては沿道に立って献花する事を避けて、静かに見守ってあげてほしいって思います。
心配することが負の連鎖になることもあったりするわけで、意志を継いで前をみる。

大きな事件です。そして試練であり、本当に示す時だと思います。

…何を?

死に様

一緒にニュースを小学生の子供と見ました。

「なんで殺されたの?」

「犯人ってどんな人?」

「可哀想」

「怖い…」

そのまま正直にダイレクトに質問が来ます。でも子供だからと言って子供扱いするような返事はしません。私は歴史を伝えました。

『この人は”Im From Japan”って世界中の人に答えると”That’s Great!”と返されるような国づくりをするために戦った人。それを後世(あなたたち)に胸を張って言えるように残そうとした人だよ』と。

美談じゃありませんし、それがリアルで本当のことです。

『だから可哀想ではないし、立派だと。悲しむ人もいるけど、その偉大さにすぐにみんなが気付かされるよ。』

それがある政治家の偉大な死に様。

本当の意味でも「美しい国・日本」となるように今は身近な人に配慮をして、気配りのできる気質をもつ人種、そして冷静にも情熱を持って引き継いでいきたいですね。



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