サイクロン掃除機と聞くと真っ先に思い浮かぶのは”吸引力の変わらいないただ一つの掃除機”のフレーズで有名なDyson社のサイクロン掃除機ではないでしょうか?
私もそのDysonのユーザーであり、すごく重宝しているただ一人のおにいさんであります。
写真にあるのはおよそ6年前に購入した”Dyson DC34 V8モーター ハンドクリーナー?”
名称がいまいち分かっていませんが、車はもちろんのこと、細かな掃除、クイックルワイパーでゴミをかき集めてホコリだけ吸う時も、害虫(Gや大きな蜘蛛)を退治したあとに吸ったり…DIYしたときに出る木くずや鉄粉も。一台10役をこなす名プレイヤーでした。
しかし、スイッチが入らなくなりご臨終です。メーカーサポートも終了しているのでご愁傷様です。
(ちなみに故障した経緯をDysonのカスタマーセンターに電話すると「新しいモデルをDyson直で安くお譲りします」と案内してくれます。値段は言えませんが量販店やネットで買うよりも確かに安い値段で紹介してくれます。)
とはいえ安いものではないし無いと困るものでしたので修理を試みたのですが、まぁ開けた瞬間諦めがつきました。今までに買い物をしたもので価値をつけるならこのDysonのハンディークリーナーは”ベスト・オブ・買い物”と言えるぐらい素晴らしいものでしたので終末を迎えたことにただただ悲しく思います。ただ、買い替えを検討するときに予算の関係上今回はDysonを選択肢に入れることができず、とりあえずこいつとはおさらばになります。6年間本当にお疲れ様。ありがとうございました。
コードレスサイクロン掃除機おすすめ1選
Dysonの吸引力の変わらないただ一つの掃除機はその名の通り素晴らしい性能。ハンディークリーナー一本でも使い方によっては十分家の中を掃除しつくせちゃうくらいの力があります。
そしてタイトルにあるもう一つの文言。
”安価でも馬鹿にできないただ一つのサイクロン掃除機”
これについて考え方と実際今回買ったものを手に取り使った感じを総評して行きたいと思います。
コードレスサイクロン掃除機に求めるもの
文明の進化があっても掃除機で言えば昔ながらの紙パック式のコードありの掃除機がやはり一番パワーがあるように感じます。遠いところにあるゴミも吸込口にシュッと。ただ使い勝手は重たい・コードが邪魔・取り回しがしづらい、と良くないのが実情ではないでしょうか?かと言っても私自身やると言って動いてしまうと中途半端にできないので「掃除をする」と言ったら重たい掃除機を引っ張って掃除を始めます。そうしないと掃除した感覚、満足できないからです。
しかしながらそれは毎日できるものではありません。普段はクイックルワイパーでササッとホコリや髪の毛を取るだけ。そのかき集めたものをコードレス掃除機でサッと吸い込むだけの簡単な掃除を日常はしています。
つまりは”日常の簡易的な掃除はコードレス掃除機で行う”というところに重点を置いています。
コードレスの取り回しの効く掃除機には”吸引力”それを求めることはしません。
【アイリスオオヤマ】充電式サイクロンスティッククリーナー
そして数ある中であれこれ見てみた結果アイリスオオヤマさんに決めました。決めてはいくつか明確にしてあることがありました。
・簡単な掃除に使う
・大掃除するときは紙パック式を使う(現在もそうしている)
・子供でも取り回しがしやすい
・ホコリや髪の毛、食べカスが吸えれば充分
・害虫も吸えたら良いなぁ
など、用途はこんな程度でそれ以上はありません。
そして値段の安さです。色々付属品がついて一万円ちょっとです。正直ツインバードや聞いたことのないメーカーでもっと安いものがありましたが我が家和の家なので柱が剥き出しで柱周りを掃除したい理由から付属品の多いこちらに決めました。
・本体(サイクロンユニット)
・延長パイプ
・フロアヘッド
・充電器
・バッテリー
と、ここまでは標準装備になります。
・ブラシノズル(隙間用)
・ミニモーターヘッド(車内、布団、ソファーに)
・フレキシブルホース(グニャグニャ曲がるホース)
・スタンド
が付属品になっています。
そして組み立てるとこんな感じになります。全部出しておくと普通の掃除機並に存在感はあります。
おすすめポイント
自走式モーターヘッドブラシ
おすすめポイントはこの値段で自走式のモーターヘッドが付いているという点です。なので畳やカーペットに絡みついたゴミを掻き出してくれるというわけです。それとブラシで前進するので元々軽量な掃除機がもっと軽く感じます。ブラシは柔らかめなので相手を傷つけにくいことを考えたらすごく優れている、とても考えられているブラシだと思います。
吸引力(LOW)
(HIGH)
吸引力はDysonと比べると劣る感じはします。(取説には吸引力の強さ”W”が書いておらず)が、静音性に優れており夜中でも近所迷惑にならない音量になっています。一長一短ですが、用途を考えれば静かさは魅力です。個人的には用途の条件であるホコリを吸う目的は充分満たしてくれているので大変満足であります。
総評:Dyson→アイリスオオヤマにして思うこと
率直に言うと、6年前に購入したDyson。その6年間の間に進化したんだろうなぁと思わせるアイリスオオヤマの掃除機。同じスペックでDysonを購入するならアイリスオオヤマの掃除機を一階と二階に設置して使うと思います。それくらい上出来な掃除機です。
吸引力で言えば6年前のDyson製のもののほうが絶対にあります。(音もそれなりにデカイ)
なので例えば「掃除機は一台しか持たない。かさばるのが嫌だから」というご家庭はDysonのコードレスクリーナー一台で普段使いもヘビーな掃除もおすすめです。
分別して考えることが出来ればアイリスオオヤマの静音性のあるコードレスクリーナーがおすすめです。
あと見落としがちな部分でいうと「充電バッテリー」の件です。Dysonはカタログに「バッテリーは充電1000回まではできる」と書いてありますが、アイリスオオヤマのバッテリーはその半分の500回。おそらく寿命も半分ということなのでしょう。ただ、バッテリーのみを買い換えることを考えてもコストパフォーマンスはすごく魅力的だと思います。
6年前であればDyson以外考えられなかった掃除機もここまで進化しました。
「掃除機が壊れちゃった」
「手軽に掃除機かけたいなぁ」
「丁度いい掃除機無いかなぁ」
「安くてもしっかりした掃除機無いかなぁ」
と思っている方におすすめな掃除機です。
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