【結婚式やる?やらない?】今どきの事情とやったほうが良い理由

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※これは結婚式をやるやらないの話で少し盛り上がったので私の結婚式に対しての主観や経験から記事にしています。決して結婚式の斡旋ではありません。

結婚式という私の記憶は今でも「やっておいてよかった」と思えます。私の場合事情があってすぐには結婚式を挙げることができませんでした。”おめでた婚”というやつです。
なので、生活が先に始まっていたこともあって金銭面や時間的にも余裕があまりない中で計画を立てて当時は一生懸命というのでしょうか?奔走していた記憶があります。とはいっても生活が第一、子供のこともありましたからどこかで結婚式を諦めていた時期もあります。
そんな気持ちを抱いたことを思い出しながら、私自身の主観と”今どきの結婚式事情”なんか絡めてお話をしていこうかと思います。

結婚式やるやらないで何が違うの?

結婚式というと慶事ごとなので華やかなイメージが真っ先に来ます。その華やかなイメージとは裏腹に準備やお金が莫大に掛かることが現実自分とパートナーにのしかかっていきます。
結婚式をやることをとりあえず置いておいて、結婚式に対して世の中がどんなイメージを持っているかというと、
・幸せ、幸福感、感動
・綺麗、主役になる
・けじめ
・憧れ

華やかなイメージもありますが、逆に、
・お金がかかる
・準備が大変
・恥ずかしい、面倒
・誰のためにやるのか分からない

といった現実的な問題も持ち合わせています。私もこの項目全て直面しましたのでよく分かります。

結婚式をやるやらないで離婚率が違う?

「結婚式」と調べると併せて”離婚率”なんて表示されることがあります。
読んでみると、「結婚式を挙げる人は婚約した6割、4割は結婚式をしない。結婚式をしない4割の中の3割は離婚をしています」ん〜とても分かりにくいし、何年間婚姻関係を持って別れているのかという説明もまちまちです。
要は「結婚式をしない人のほうが離婚率が高い」と言いたいのでしょう。そして結婚式はやるべきだと間接的にも聞こえます。

私がこの統計に関して感じることは、実は別のところにあります。それは結婚というものをどこまで、誰に誓いをしたのかというところです。当人通しの婚姻関係、その馴れ初めや関係性をどこまで提示してパートナーとして緊張感、責任感、世間体を保てるか?そして結婚式を介して「私達力を合わせて頑張っていきます」その決意を色んな人達に提示することでけじめを付けること。だから別れにくい、別れづらいのだと、私自身、統計の背景に感じるところがあります。

結婚式の”今どきの事情”

結婚式…正直お金が掛かります。でも回収も出来ますし、ひょっとかしたらお金が浮くこともあります。結婚式の規模、人数、呼ぶ人で変わります。しかし今どきの事情はそこにはなく、コロナウイルスにあります。私の知り合いもコロナウイルスで延期、中止を余儀なくされています。
いくらウエディングプランナーが敏腕でもどうにもならない問題です。なので、
・リモート挙式
・フォトウエディング
・挙式のみ
縮小した結婚式が一つ、昨今の結婚式のカタチになっていたりもします。難しい中で工夫をして男性が女性のために、女性は両親のために、両親は親戚のために、誰もかしこも祝福をしたい。結婚式、その痕跡を残すために全員で考え結婚式を挙げたい人たちは話をしていると思います。

結婚式ってやらないといけないの?

結婚式はやらないといけないの?盛り上がって話をしている時にそんな話もしましたが、全然ありだと私は思います。私自身結婚式を諦めた時期もあります。うん百万も払ってやることなら、違うものにお金を充てたほうが良い。そのとおりだと思います。
気持ちの問題が大きいのでしょうが、当人通しが”やらない”と決めてやらないのであればやらないことで何かを失うこともありませんし、そもそも婚姻関係があるからといって何かに縛られ生きることもおかしいと思ったりもします。恋愛とは違いますが、恋愛の延長線上に婚姻があるのは間違いありませんし、お互いがうまくいく方法が結婚式をやらないことならばそれが正解だと思います。
それでも当時私は結婚式を挙げました。

結婚式をした理由と挙げてよかったなぁ〜と私の経験上思うこと

子供がもう2歳、ということは婚姻届を出してからそれだけ時間が経った頃です。
私自身、今の妻に当時プロポーズをしたわけでもありません。でも進行形で共同生活をしていましたので、ロマンチックなんて微塵もありませんでした。結婚式を挙げようとも思っていませんでした。
「絶対結婚式はやったほうが良いよ!」
そう言ってくれる人もいましたが右から左に受け流していました。が、”ブライダルフェア”というタダ飯が食べられるイベントに言った時に私自身、「やっぱり着させてあげたい」本当は思っていたんです。生活は始まっていましたから「いいよいいよやらなくても」妻は言いましたが、釈然としない自分がいました。それがきっかけと1つ目の理由です。

2つ目の理由、それは「家族、兄弟、つながり」これを考えた時です。妻には妹がいました。勝手に私が話をするのはおこがましいのですが、闘病の末に結婚式の一ヶ月前天国へと旅立ちました。
そして私も結婚式の3年前に母を亡くしています。
周りの大切な人がいつどうなるかなんて分かりません。そしてお互い弔事が多く、重く感じていました。
これから会う時が病気、お別れの時、そんなつまらないものはありません。結婚式をやることを決意したのはこの2つ目の理由が大きいです。

結婚式を挙げてよかったと思うのは、ひょっとかしたら他の人と違うのかもしれません。
それは「相手に対して、親に対して感謝と感動、肩身狭い思いをさせないで済んだこと」です。

プロポーズをしていません。先に子供が生まれました。女性から一気に母に昇華させてしまったこと、同棲なんてありませんでした。結婚します!と言って授かり婚の私達は祝福されません。厳しい目でした。順序が違うんですから。それでも味方で居てくれたこと、入籍当初心穏やかではなかったと思います。生んでくれた、育ててくれた、叱ってくれた、見守ってくれた…返すことのできない恩がたくさんです。「ヒロくん(私の名前)結婚式はやらなくていいからね。」私の父、妻の父に当時言われていました。でもその言葉に反して行動してよかったと思います。でなければ今頃私自身が色々な後悔、けじめがつきません。結婚式をしたからと言って全てが許されたとは思いませんが、そこでしか出来ない感謝の仕方、感動の仕方があったからこそ結婚式を挙げられたことは私、妻ともに成功であったと断言できます。

最後に

結婚式は自分のためにやるものではありません。誰かのためにタスキを繋いで繋いで大切な人に受け渡すもの。不思議ですがたった一日の行事が今でも一つの記念日に、話題になります。「ヒロくん結婚式やらなくていいよ」なんて言っておいて妻の実家には今だに親戚一同の写真がドンっ!!って飾ってあります。家にもウェルカムボードが今だに飾ってあります。その時のけじめが”証”に今は成っています。
そこには家族、親戚、友人もそうです。色んな人が折り重なって見守ってくれた普通では作ることが出来ない時間、色褪せようが曇ろうが記念日を迎えれば重なり強い絆になっていきます。
どんなカタチであれ結婚式をやってよかったという理由はそこにある全てです。というお話。

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