結婚１５年目という節目
結婚をして15年目を迎えました。世の中では結婚15年目を”水晶婚式”と呼ぶそうです。
25年目を”銀婚式”、50年目を”金婚式”というのは有名ですが、聞いたことのない◯○婚式といういわれがたくさんあります。
さて、先日迎えた15年目の結婚記念日でありますが、特に何もしていません。というか出来なかったんです。お互いが仕事。それだけの理由だったのですが、私も、ひょっとかしたら妻も同じことを思っているのかもしれません。
お酒を入れながらの執筆。少しばかり自惚れる話もありますが、お願いします。
妻に夫に飽きた？見方がすごく変わった１５年間
私、妻、同い年の夫婦なのですが趣味が合うわけでもなく、そこら辺にいる普通のカップルであり、普通のおじさんおばさん夫婦です。喧嘩もします。子供の前でもします。最近では減りましたが。
することもしますし、好き勝手することもします。本当一般的な男女だと思っています。
妻はイケメンが好き。私も可愛い子も綺麗な人も見つければ「ジーっ…」っと見惚れ言葉にでます。
でも、それはそれ。なんだかんだお互い寛容だと思っています。
ようは付き合いたての頃に隠すようなことを公にできる中に成長した、他人ではあっても本来の自分を見せるような関係になった、成長だと私は思っています。
妻に言うときっと怒るでしょう。可愛いと今思うことはありません。でもブサイクとも思いません。外見も内見も。じゃあ女性として見れないのかどうかというと女性として見ることが濃くなりました。
それは「弱い」と相手（妻）の存在を認識したからです。その弱いと思う相手が自分のために色々と献身的に彼女なりにする姿が愛おしく思える時、大切にしようという濃度が以前にも増して濃くなっていくんです。これが15年結婚生活を続けてカタチを変えながら育まれた情なんだと…感じます。
価値が違うが繋がる信頼関係
そしてもう一つ思うことが信頼をどれだけ寄せているかと言う部分です。信頼を譲歩することは今の今までお互いしたことはありません。だから喧嘩があったのだと思います。
一時の感情でピンチもありました。が冷静でいられるのは子供の存在ですが、私は妻の血筋の人たちを尊敬しています。特に何でもこなす義父の存在。妻も私の兄妹を同じように尊敬してくれています。
「このお父さんの娘だから」
「このお姉さんの弟だから」
と、だからお互い価値が違っても、間違いのない価値、考えだと分かって聞き合える。そう思うと、こういう信頼関係は簡単に作ることができないものだと思います。
代替えが利かない存在
第二の人生…それも良いのかもしれません。離婚する人も一生独身の人もいずれは死にます。色々なものを残して後悔することだってあるのも夫婦のカタチなんだと思います。
私の場合、それに妻もそう。続ける難しさよりも失う怖さを経験しているのでお互いがこれ以上の伴侶を見つけることが難しいのだと思います。
格好良く言ってしまえば”愛”なのでしょうか？今更恥ずかしくて言葉にはできませんが15年と言う月日の中で今が一番心地よく思えるのは切磋琢磨した上に立つ、代替えの利かない存在になり得たと言うことなんです。
言葉では伝えにくいですが、行動で何処かいいところに連れて行ってあげようと思います。
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