【フローリングの重ね貼り】我流セルフDIY!自分で出来る修繕と確認。そして準備の工程です。(準備編)

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昨今”セルフリノベーション”よく耳にします。小さな家具から大きなものまで自分で作ってしまおうと風潮がありますよね。私は今の家を中古で購入してリビングの前にウッドデッキを作りました。
「そういう仕事の人なの?」いいえ、違います。完全に自分の好奇心と趣味です。

そして、このウッドデッキを機に「自分でできることは自分でやる」意識が身につきました。
今回は作るのではなく補修ですが、コロナ禍、時間も作ることが出来るので傷んだ床の補修、そしてフローリングの重ね貼りの様子をアップしていきます。

フローリングの補修

フローリングには大きく合板か無垢板の2種類があります。一般的には”合板”が多いのかと思います。
合板と言っても種類は様々ですが、寿命として10〜15年と言われています。寿命の目安は傷がある、光沢感が無くなった、床が歩いた時に沈む、軋むような音がするなどの異変が発生した時です。
そのタイミングで床下の根太、大引、柱が傷んで異変が発生していないかも一緒に確認すると良いでしょう。と、調べると書いてあります。

そんな感じで私の家の床はすべて該当しているようです。

”床鳴り止まるんです”

まず、床を直したいと思ったきっかけは床鳴りです。よ〜く踏んでいる床を見ると沈んでいるようにも見えますが、木造建築あるあるです。だからあまり気にしませんが、音を聞くとパキパキ、ギーギー嫌な音がしましたので、この”床鳴り止まるんです”ネーミングがそのままでわかりやすい商品を実(さね)の間に塗っていきました。

私が今回行う重ね張り(上貼りとも言います)は既存の床に薄いフローリングを貼っていく方法なので、この床鳴りは貼る前に解消して置かなければなりません。
(ひょっとかすると、重ね貼りをする時に根太にビスを打ち込んで治るかもしれないので完全に治らなくても床鳴りが軽減されれば良いくらいで液を注入しました)

”床鳴り止まるんです”を実の間に塗っていきます。

実の間に浸透するように、実の付近をフミフミします。5分くらいそのまま放置して雑巾などで薬剤を拭き取って完了です。

で結論を言うと完全には鳴り止みました。実の部分に薬剤が浸透して潤滑・浸透している様も見て取れましたし、「ギギギっ」って音もなくなりました。とても良い買い物でした!

フローリングの重ね貼り

フローリングの補修方法は大きく分けて、貼り替えと重ね貼り2つあります。
貼り替えは既存のフローリングを剥がして新しいフローリングを打ち付けていく方法。
重ね貼りは既存床の上に貼り付けていく方法です。

貼り替えの方法であれば床下の状況も容易に見ることが出来ますし、古い家なら断熱材や緩衝材などいれることも可能です。但し、剥がすということはゴミも出ますし、時間も掛かります。当然床がない状態では部屋は使えませんので一人で行う作業としては難しいのかもしれません。

今回用いる”重ね貼り”という方法は既存の床に薄い板を重ね貼っていく施工になります。剥がす作業もありませんし、既存床がガイドになりますから合わせるだけで作業が出来ます。床全体の厚みも増しますので強度も期待できます。
ただ、デメリットもあります。床の高さが変わるので違和感を感じるとか、床下の状況もしっかりと確認できませんので違う理由(シロアリ、根太が腐っているなど)で床下がもろくなっている場合には勧められない方法になります。

ちなみに我が家の床下は潜ってみましたが下地に問題ない事を確認したので”重ね貼り”をする方向で進めていきます。
(問題がない…これは素人目線なので一概に言えませんが、我が家は築25年ほど経過しています。全く問題がないかと言うと必ず問題はあるかと思いますが、下地の木が腐っている、浮いている、今すぐにどうこうしなければいけない状況ではないこと。築年数=異常、または古い=劣化という観点から見て範囲内であると確認して自分で現地現物を行った上で大丈夫だと判断した。その結果です。いろいろな業者さんを入れると不安のほうが大きくなるのであくまで確認も自分自身で行いました。)

準備するもの

床鳴りが軽減されたら、今度は床を貼るための準備をしていきます。前述にある”合板”のフローリングは幅303mm、長さ1818mmの6mm厚のものを用意しました。

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感想(1件)

これが一番安かったです。ホームセンターを見て回りましたが、6mm厚のフローリング板は置いてありませんでした。B級品と書いてありますが届いたものは悪いものではなく、某ホームセンターにあるような品と何ら変わりませんでした。あとは使って見てどうかですが耐久性です。

これを既存のフローリングのサイズに合わせて貼っていくわけですが、下調べとして大切なことがあります。床を6mm底上げすることで扉、引き戸がつっかえてしまわないかの確認です。その場合あらかじめ扉や引き戸の加工が必要になってきますので頭に入れておきます。

ちなみに家の場合、点検口の引き戸がつっかえてしまうので扉の底を削りました。

そしてフローリング板を購入する前に施工する場所の見取り図、板を何枚使うのか書き出しました。家の場合は切ったり加工して31枚、初めてやることなので余裕を持って2,3枚予備をいれて、6ケース購入しました。

その他に、
・ネダボンド…フローリング用のボンド
・フローリングビス…サネに打ち付けるフローリング固定用のビス
・隠し釘…巾木を固定するのに使う釘
・糸鋸とスクレーパー…後にアングルを切るため、巾木をキレイに剥がすために100均で購入
・アングル…フローリングの重ね張りで出るサッシ部分の縁隠しに使う

こんなところです。この中で特に悩んだのは”フローリングビス”です。

フローリングを固定するのに釘、ビス、タッカーという3つの方法があるのですが、家にはタッカーがないので候補から外して、釘かビス、どちらかになりました。釘のほうが安価ですが、打ち付けている時に衝撃でずれないか?金槌の打ち間違えでフローリングを傷つけたり、釘が折れてしまわないか?不安要素が多かったので確実な方法でビスを選択しました。ちなみにホームセンターにはこのフローリングビス(頭が2.4と小さな径のもの)は置いてありませんでした。

ということで準備ができたのでもっと細かい部分を確認して次は”施工編”です。
(5月初旬に施工の様子を紹介しようと思っています)

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