プレゼントに毎年悩んでいます
必ず来る年に一度の誕生日、特に妻の誕生日はドキドキ、そしてソワソワしながら少ないアイデアを頼り何をプレゼントしたら良いか悩んでいます。
言い訳にしか聞こえませんが若い頃には外食、旅行と合わせてプレゼント…派手に出来ていたお祝いも家族が増え、何かと時間に追われることが多くなり年々規模は小さくなっている気もします。
が、気持ちが大切だと自分に言い聞かせながら妻の反応は度外視、自己満足ではありますが黙って黙ってサプライズと言う形をなんとか維持しながらこの日を迎えております。
今年は”ウイスキー”。「イチローズモルト」を選びました。
イチローズモルト ホワイトラベル ※おひとり様1ヶ月に1本限り 価格:3,850円 |
今年は昨年から始めたTwitterのフォロワーさん達に相談しながら参考にしてプレゼントを決めました。テーマはお酒。とにかく好きなのでハズレも無いかと思い決めました。
・ビール
・焼酎
・ワイン
・日本酒
何でもイケる口の妻なので悩みましたが、今までにあまり馴染みのない”ウイスキー”という選択をしました。
ウイスキーと言っても飲み慣れない人にとっては癖の有る無し問わずに飲みにくいものだと思います。
そう言われる中でも今回購入したウイスキーは比較的初心者向け、飲みやすいウイスキーだそうです。
それが”イチローズモルト”です。
聞いたことのある「NIKKA」「山崎」「竹鶴」…に比べて聞いたことない名前のウイスキーですが、世界の品評会で金賞を取った世界的に見て日本が誇るウイスキーの一つだそうです。
リピーターも多く、出荷されるとすぐに売り切れてしまうため、ある酒屋さんでは本数限定で販売されたり、入手が困難なときがあるようです。(酒屋さん談)
むちゃくちゃ高価なものではありませんが、特別感があってプレゼントにはもってこいと思い決断しました。
【水滴を1滴垂らすと…】ウイスキーはとても神秘的な飲み物
ウイスキーに水滴を1滴垂らすと…。ウイスキーがお好きな方にはあまりにも有名なお話ですが、香りと舌に感じる味が変わるんです。私がコレを知るきっかけになったのは以前札幌に出張したときに寄った”ニッカバー”での出来事です。
店内に入ると、スーツをビシッと決めて生演奏を聴きながらクールに装い、且つ余裕を持って時間を過ごしているお客さま達のイデタチ。そんな店内の雰囲気とイメージです。←伝わるかな?
そこへカジュアルな格好で入店した私は場違いな感覚を覚えましたが、決して差別されることなく平等に、店員さんも接してくれました。肩身が狭くならずに済んだとはまさにこのことです。
とにかく素敵なお店でした。
そこで注文したのは少し背伸びしましたが「竹鶴17年」だったと思います。
店員さんが持ってきてくれたグラスに入ったウイスキー「竹鶴17年」そしてチェイサー、スプーン…?
スプーン?
私「このスプーンってなんですか?」
店員さん「このスプーンで魔法を掛けますので、一度そのまま飲んでみてください。」
ウイスキーを飲み慣れていない私は口にウイスキーを含んだ瞬間「うぇっ…」っとなりながらも「…ん?燻したような甘いような…すごくおしゃれな匂いがする。」と個人的には飲み物というよりは香りや雰囲気を楽しむ、非日常的な飲み物という感覚に。お酒を飲みながらもお酒を飲んでいないような、何とも不思議な感覚になった第一印象が強い想い出の味です。
店員さん「では、魔法を掛けますね。」
と、店員さんは水をすくったスプーンから水滴を1滴、ウイスキーの入ったグラスへ垂らしました。
水滴がグラスの中に入ると、ウイスキーがモヤモヤっとするではないですか!
店員さん「では、一度チェイサーで口の中をリセットしてウイスキーを口に含んでみてください。これだけで全てが魔法に掛かりました。」
なんかかっこいいこと言うなぁ、なんて半信半疑で従い口に含むと「ボワンっ!…ビリビリっ!」と一口目に頂いた竹鶴とは違う、香りが鼻、口の中で爆発するような、舌がビリビリする感覚。
私の表現でいうと「敷居が高くかしこまった、品位のあるフォーマルな静的なウイスキー」から「品を残しながらも、野性味を感じる動的なウイスキー」そんな感じでしょうか?
他のお酒には無い楽しみ方を発見した、ウイスキーの素晴らしさを感じた思い出深いエピソードです。
ウイスキーに合う食べ物
私も妻に店員さんと同じように魔法をかっこよく掛けようと思いながら、「ウイスキーに合う食べ物」これを考えることにしました。確かニッカバーではウイスキーにドライフルーツ、チョコレートを添えて出して頂いた覚えがあります。それ以外は知りません。Twitterのフォロワーさん達から頂いたおすすめは、
・チーズ
・燻製
・うずらの醤油煮
・生牡蠣・牡蠣
でした。
親切に提案して頂いたので全部試そう食べ物を全て揃えましたが、中でも生牡蠣がウイスキーにはベストマッチな食べ物だと思いました。
ネットでも牡蠣にウイスキーが合うと謳っているように、磯っぽさや苦味、旨味の相乗効果があるようです。まぁ直感的に相性の良い食べ合わせだと思います。
ちなみに生牡蠣は上記と同じものをネット注文しましたが、身もスーパーで見かけないくらい大きくて味も濃く甘く、大当たりでした。妻も子供も喜んでくれました。
他にもチーズ、燻製が合うということでしたので、子供の食事を含めて”チーズフォンデュ”にして食べましたがコレもイケました。
もともと癖のあるウイスキーなので、癖の強い食べ物が合うのだと、私の舌は感じました。
と、ウイスキーと食べ物の話に傾いてしまいましたが、今年も何とか誕生日プレゼントは成功したので一安心です。
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