シンプルで簡単で美味しい”唐揚げ”です。
鳥の唐揚げ、普通のおかずなんですけど、これも思い入れがあります。
少し紹介させてもらうと、自分の母方の実家は旅館を営んでおり幼少期遊びに行くとお客さんに出してくれる料理を振る舞ってくれました。
お刺身、天ぷら、煮物、どれも美味しかったのですが印象が強いのが唐揚げでした。
何故に旅館の料理で”唐揚げなんだ?”と感じると思いますが、何か違ったんです。
とにかく普通の唐揚げなんですが、今比較しても唐揚げ専門店で食べる唐揚げより美味しく感じます。
こだわっていたのは、”揚げ方”だと思います。
味付けは普通ですが、揚げ方一つ成功すると断然違うと思います。
その方法を言葉でしか伝えられないですが、説明します。
材料
・鳥モモ(500gくらい)
・ニンニクと生姜
(チューブで言うと500円玉、自分は本物をその分量みじん切りします。)
・醤油(大さじ4杯くらい、全体に馴染む程度で良いです。)
・サラダ油(お肉が浸るくらい)
・片栗粉(150gくらい)
1 鳥ももを好きな大きさに切ってボールに投入。
2 ニンニクと生姜、醤油を入れて肉を揉み込む。
3 漬ける時間は10分前後でいいです。長くなるとクドくなります。
4 肉を軽く絞ってビニール袋(取手のない透明な袋です)に入れる。
5 片栗粉を袋に投入。袋を閉じてシェイクして揉み込みます。
6 油を180度に熱していきます。180度になったら肉を油へ投入。
7 大事なのはここです⇩
油に入れてから1分肉に触れることなく放置します。その後ひっくり返して、また1分放置します。ここからは切ったお肉の大きさによって揚げおわるタイミングが違うのですが『箸でつまんで振動を感じて欲しい』これが最大のポイントです。
肉が生だと箸で肉に触れてもグツグツと振動がきません。中に火が通った時に同じことをすると振動を感じるはずです。火を通しすぎても振動はしますが、やはり旨味が逃げてしまうのか普通の唐揚げになってしまいます。このタイミングで小さい頃食べた外はカリッと中はジュワッとした唐揚げの再現ができました。
補足
ちなみに昔コンビニのお弁当を作る仕事を少しだけしていた事があります。
唐揚げ弁当のあの唐揚げは180°で3分30秒揚げていました。
なので一般家庭で作られている唐揚げは揚げ時間が長いのかなって当時の印象がありました。鶏肉って割と熱の浸透が焼くよりも揚げた方が早いんだなっていうことも感じました。
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