【天井裏からの水漏れ】天井が抜け落ちました。どんな対応や行動をしたら良いか?火災保険は使えるのか?一部始終を紹介します。

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天井から水漏れが…そして抜けました

とある週末の夜、家族でデパートから家に帰ってきた時の話です。
玄関を開けて子どもたちが手を洗うため洗面所に向かったとき、床がびちゃびちゃ。
辺りを見渡すと…

あららら…。棒立ちしてなぜか落ち着く自分と、周りが笑っている状態です。どうしようもないとはこのことでしょうか?と、まぁこの時点で夜9時を過ぎていました。とりあえず更に剥がれ落ちてくる可能性があるため子供は避難させ、安全な部分から覗いて分かる範囲で天井が落ちた原因を探っていくと…

抜け落ちた天井の上にあるトイレの辺りつまり2階にあるトイレで何かが起こっているというところに辿りつきました。光をあてて覗いてみると…
①汚水管と呼ばれる塩ビパイプに水滴が付いており、なおも滴り落ちている状態。(10秒に一滴ほど)
②塩ビパイプと便器の間からも水が侵入して下地(ベニア板)に水が浸透している。
③トイレの止水栓と下地の継ぎ目からも水が浸透している。
こんな感じで確認ができました。確認している最中にもポトポト水がたれているのでとりあえずバケツを塩ビパイプの下にセットしました。

2階のトイレの確認

2階に上がりトイレを覗いてみると床が濡れていました。便器の周り、止水管周辺にヒタヒタと。
剥がれ落ちた天井の中に見える2階トイレの下地に染みている水の位置とビンゴです。
あとは塩ビパイプの汚水管なのか?止水管なのか?

止水管の蛇口を締めてトイレの水を流し、1階の天井から漏れる水を確認すると…。
「あれっ?水がもれなくなったぞ」
この時点でほぼほぼ原因が見えてきました。おそらく”止水管のパッキンの劣化”経年劣化というやつだと思います。トイレに排水溝が無いため床との継ぎ目という継ぎ目(止水管、便器)に水が入り込み、逃げ場を失った水が下(1階)にポタポタ垂れると言った経緯で天井ボードが急に水を含んで重くなり耐えられずに破損、落下したのだと思います。

詳しそうな人に電話相談した

時間は夜9時を回っています。よくある”水のトラブル〇〇千円〜♫”の業者でも構わないと思います。大工さんでも詳しい人が居たりします。たまたま同時期にリフォームを地場のガス屋さんを通じて依頼していたので相談をしました。電話を片手に状況説明、やった応急処置等報告をして「翌日見に行きます」とこの日はこれにて終了。

翌日、道具を持って訪問。

「原因は便器ではなくて止水管のパッキンだと思います。パッキンが弾力を失い固くなってヒビが入るとよくある経年劣化という状態だと思います。」という現状結果でした。トイレの水漏れのケースで一番多いようです。

トイレの水漏れで火災保険は使えるのか?

火災保険も様々ですが、言ってしまうと今回のケースは、
”設備の老朽化などが原因の「予測ができた事故」については保険が効かない”
が適用されるので火災保険が使えません。
つまり原因に経年劣化というものが付いてしまうと難しいそうです。火災保険の適用は外部的なもの(自然災害や他所の家からの被害によるもの、道路の水道管が破裂したなど…)によって起こる水漏れに対しての保証だそうです。
あまり聞かない「水ぬれ」という水漏れが発端で被害を受けた電化製品や周辺の壁やクロスに対しての保証も同様のことが言えるそうです。

2階のトイレって必要?

水漏れの発生、天井が抜けた件、火災保険は使えない…。今回リフォームのタイミングなのでついでに色々と対応してもらいましたが、あれこれ考えて2階のトイレって使う派、使わない派がいると思うんです。我が家はほとんど使いません。なのでこのようなことが起こらないようにトイレを外してしまいました。水場なので使っていないと臭いが出てきますし、換気扇も回しっぱなし。便利ではありますが良いこと無いのでまた必要なときに付けれるように蓋だけしました。
そうしておけば汚水管は破裂することはよっぽど無いのでまず天井から水が漏れることはありません。リスクを回避しました。

にしても、普段水漏れの恐怖を感じ取ることができるかと言うと難しい話です。
大工さんからしたらトイレの下地は大丈夫だからとチャチャッとボード貼って穴を塞ぐのも一瞬です。しかし何にでも寿命があるので「まだ使える」と思ったら「少し点検しようかな」くらい行動をしてみたら結果も変わったのかもしれませんし、気をつけたいことでもあります。 

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