【コールマン スチールベルトクーラー】【キャンプ・BBQ必須アイテム】重厚感のあるキャンパー定番のクーラーボックスです。

スポンサーリンク

かっこいいスチール製のクーラーボックス

”自動車事故の焼け跡の中から見つかったコールマンのスチールベルトクーラーの中にあったエビは凍ったままで存在していた”という逸話がある有名なコールマンのスチールベルトクーラーボックスです。
歴史も長く1954年から形を変えずに販売されているロングセラー商品です。中でもこのシルバー色のクーラーは定番色らしいんです。

ラインナップ色も豊富でコールマン=キャンプみたいなイメージだけではなく、様々なシーンに使えるシンプルで洗礼されたデザインになっています。価格帯はスタンダードなモデルで28,000円くらいからあり、限定カラーやクーラーボックスに栓抜きが付いているもので値段が変わってきます。決して安いものではありません。

正直普段使いするかどうか?そこまで必需品かどうか疑問はありますが、つい先日グリーン住宅ポイントの交換品で「自分だったら絶対買わない贅沢品」という名目でポイント交換しました。
見た目はものすごくかっこいい。磨いてピカピカにして楽しむもよし。Instagramの投稿を参考にステッカーを貼るも良し。見ているだけでワクワクする外観のクーラーボックスが届きました。

クーラーボックスで性能が違う?

実はクーラーボックス、たかがクーラーボックスでもその性能はそれぞれ違うんです。

・ハードクーラー
上記写真にあるハードクーラーとは外側がステンレス、スチール製からなるクーラーボックスで保冷力の高いものになります。日を跨ぐキャンプや、使い方によっては2,3日保冷のできる性能を持っています。クーラボックス自体が重たいのが難点であります。

・ソフトクーラー

ソフトクーラーとは外側がビニール製など柔らかい素材で出来ているクーラーになります。中にはアルミ加工が施されており、メリットは折りたためることと軽い事。なので遠出の買い物、マイバックの代わりに、運動会、デイキャンプなど用途が多い実用性の高いクーラーボックスです。掃除のしやすさもポイントなので使い勝手がとても良いと思います。普段使いなら
比較的安価なものが多いですが、ハードクーラーとは違い保冷、保温能力は高くはありません。

保冷、保温力のカギになる断熱素材

クーラーボックス=冷たい温かいを保つための力を維持する。そういったものではあるのですが、使われている内側と蓋の素材でその能力は変わってきます。
クーラーボックスの容量でも保冷、保温力が変わってきます。私が買ったベルトクーラーの容量が51L。それに2Lのペットボトルを一本だけ入れて保冷するのなら、10L容量のクーラーボックスに2Lのペットボトル一本を入れて保冷した方が断然効率がいいんです。誰も中身なんて見ませんが道具をうまく使えるかどうかは用途次第なんです。クーラーボックス全般で共通してサイズが大きくなるにつれて保温、保冷力が弱まります。それを素材を変えて補うといった方法で作られています。

・発泡スチロール
聞いたことがない人はいないくらい有名な素材で、スーパーでも”ご自由にお持ちください”とあるソレです。同じ素材が比較的小さなクーラーボックスに使われています。最もポピュラーで種類も多いクーラーボックスです。保冷力も買い物の移動程度であれば十分だと思います。BBQなどで使う場合には外気の環境、日陰で保管するなど気にかけないといけない箱です。中に入れた保冷剤が溶けてしまうなど一日外に出して使うのは難しい素材です。〜20Lくらいのサイズで使うのがベストな素材です。

・発泡ウレタンフォーム
一般的なクーラーに使われている素材になります。私の買ったコールマンのスチールベルトクーラーにもこちらが採用されています。氷をクーラーに入れて一日中凍ったままで保存が可能なくらい保冷力が高いんです。普段使いができるかどうかと言うと発泡ウレタンフォームを使っているクーラーボックスは比較的大きなものが多いんです。なので取り回しが良いかというと決して良くありません。が、大家族で食材を持ってどこかに出かける、コストコ行って食材を持ち帰ってくる。食材を痛めたくないと言った理由があるのならもってこいです。容量も60Lくらいまでで使うのがベストと言えます。

・真空断熱材
ブリ、ワラサ…魚釣りをする人、沖に出て大物を釣っている人が持っている、100Lを超える大きく長いクーラーボックスに使われている材料です。箱が大きくなると断熱効果が薄れていくところにこの素材は力を発揮します。仮に100Lの発泡スチロールで食材を管理するとしたら中にたくさんの氷、さらには外からも保冷しないと鮮度が保てません。なのでクーラーボックスの容量を考えると絶対これです。ただ大物釣りをしない人は箱の保管場所にも困れば使った後の掃除にも困ると思います。何せ業務用クーラーと言えるくらいのサイズなのでヘビーに使う人にはおすすめな素材です。

といったように中に使われているもの、サイズで性能も値段も変わってきます。

スチールベルトクーラーの特徴

至って普通のクーラーボックス、もっと言えば物としては販売当時からあまり変わっていないようで他のクーラーボックスの方がもしかしたら安価で性能が上かもしれません。
「ただの見栄え…」それかもしれませんが、もう60年以上姿を変えずに販売されているということは実績があるからこそ成せる価値があるのだとも言えます。

1、鍵は”カムロック”と呼ばれるレバー式

このカムロック式のレバーはなめらかに開閉ができます。というか、おしゃれ。ただ、難点があり、閉めても取っ手を持って蓋を開けようとするとガバガバします。実はこのクーラーの作りがそう言ったものなんです。過去に子供がクーラーボックスの中に閉じ込められたという逸話があり、中からでも開けられるように緩い設計になっているようであります。

ちょっとした改良として蓋内側に隙間テープを貼りました。サイズはこの隙間テープがジャストサイズでした。

2、厚み30mmの発泡ウレタンフォーム

重厚なステンレスの内側にあるのは保冷力で重要になる断熱素材に厚み30mmの発泡ウレタンフォームを使用しています。この断熱材により焼け跡から見つかった…という逸話があるんですね。

残念ながらあとは見た目が良く見えるというのが特徴でしかありません。
悪いところで言うと何も入れていない状態で7.5kgという重量があるため、女子供では正直扱いが難しいと思います。

ということでたかが、されどクーラーボックス。ただかっこいいコールマンのスチールベルトクーラーの紹介でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました